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カテゴリ:読書関連
帰り着いた。
現代美術館のミュージアムショップで数冊本を購入。電車内でぱらぱら読む。 Kさんとの会話で生じた疑問が、読み進むうちに少しずつだが解決していくよう。 ■アートレス マイノリティとしての現代美術 (川俣正著 フィルムアート社) ■Art: Art in a New World (Midori Matsui著 朝日出版社) ■Practica アート・リテラシー入門 (フィルムアート社+プラクティカ・ネットワーク編 フィルムアート社) ■Practica クリエイティヴ・アクション (同上) 生じた疑問というのは、アートとは何かということ。特に90年代以降の動きから現在の状況は。 アートプロジェクトと社会活動とはどう違うのか。 また、文化イベントやアートフェスティバルで地域おこしをしていく動きが、特に過疎化の進んだ地域で起こっているが、観光地化をアートで肩代わりする事への疑問。 さらにそこで生じるアートの特権性と政治性。 来訪者として地域を訪れるアーティストがイベント終了後去ったあとは、残されたアートはどのように育つのか、あるいは育てるためには地域がする事は何かということ。 Kさんは芸大先端芸術表現科で学ばれた後、町つくりにアートを用いたプロジェクトのオーガナイザーなどをやっておられる方。 ひょんなきっかけから、これから妙高市にレジデンスして、アートプロジェクトを展開していこうというという計画があるのだ。 アーティストは救世主ではない。迎えるこちら側の姿勢が、受け身ではだめなのだ。 通路展に関するリンクはこちらの過去ログにあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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