贅沢な昼寝

昨年から近所の子どもたちの通り道となっている裏庭から続く小道。雪で枝が折れたり、腐って倒れかかっている樹木を伐採しかなりスッキリした。
まだ雪の残る所もあるが、雪で寝ていた薮が徐々に立ち上がってくる季節。今のうちに刈り払っておくと作業は楽なのだ。

子どもたちが沢を渡って向こう岸の家まで着くのが見渡せるほどにしたい。歩いて３分ほどの距離とはいえ、薮が混んでいるとやはり心配。
何がというと、熊。
最近は里の町まで出てくるようになり、移動は通常沢沿い。薮の中に身を隠しながら進んでくるという。子どもたちが通るのが日常となった今、ここに熊が現れては欲しくないのだ。

昨年の道よりも幅広くなった。向こう岸の家の子どもの姿も見える。手を振ればわかるし、声も届く。樹液のしみだした楢の木もなくなったので、スズメバチも来なくなるだろう。

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今日のランチも沢沿いにて優雅に。産直センターとまとで初めて買ってみた生ハーブを使ったトマトソースのパスタが本日のメニュー。生ハーブは乾燥させたものとは別物だ。香りが違う。

このハーブ類、妙高ガーデンが無農薬で作っている。しかし、これまで市民の口に入ることはなかった。ほとんど東京へ出荷されていたからだ。これが不満だった。特に鳴り物入りで始まった「ミスト栽培の大葉」は噂に聞くだけか、東京からいらした方へお土産に渡す時にちらっと見るだけ。
大葉は虫がつきやすいために薬剤を多く散布するという。その薬剤使用をまったくしていない無農薬の大葉が市民にも手に入れやすくしてくれないだろうかとずっと思っていたのだ。大葉、大好きだし。

今後は産直センターで手に入るのだろう。大葉だけでなくタイムやセージなどの生ハーブもあるのも嬉しい限り。

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昨晩リンク先の花谷さんのブログで新井裕己さんの訃報を知った。（ニュース記事）
「鹿島槍ヶ岳北壁をスキーで滑った若者だよ」とTさんと共にこの事務所にいらしたことがあったが、今はそのTさんもいない。Tさんの事故の第一報は花谷さんの携帯にかかってきた新井さんからの連絡だったと思い出した。
新井さんの訃報はにわかには信じられなかった。でも事実なのだ。
端正なお顔立ちで、もの静かに事務所の片隅に座っていた姿を思い出す。

ご冥福をお祈りします。