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カテゴリ:読書関連
先日見たクローズアップ現代で専門書などの品揃えも厚い老舗本屋がつぶれている状況を知った。そういえば、どこもかしこも「売れている本のランキング」専用棚が目につくようになった。
番組ではランキングを目安に本を購入する人が増えているものの、分析するとその層は年に2,3冊程度の購買者層だという。そこで書店もランキング上位の本の近くに、関連書籍を陳列し購買を促すような工夫を新たにしているという。 「クローズアップ現代」6月4日(水)放送 ランキング依存が止まらない~出版不況の裏側~ このほど、出版社の倒産件数が15年ぶりの高水準を記録したことが明らかになった。かつて「声に出して読みたい日本語」などのベストセラーを生み出し、じっくりと本を育てることで定評のあった草思社も経営が破たん。背景には、読者の本の選び方が劇的に変化していることがある。「売り上げランキング」をもとに本を選ぶ人が増加。売れる本への一極集中が顕著となり、書店ではランキングに入らない本は即座に返品することが常態化している。短期間で売り上げ実績をあげる必要に迫られた出版社は、出版点数を急激に増やし、本の寿命が短くなる事態を招いている。日本の出版界の根幹を揺るがし始めた読者の変化。その知られざる実態に迫る。 (NO.2592) ● そんな番組を見たこともあり、書店員が陳列に工夫を凝らしている長野駅前平安堂(営業時間9時~22時)をできるだけ贔屓にしたいと思ったのであった。 自分で採れる薬になる植物図鑑(増田和夫監修) 絵解きで野鳥が識別できる本(叶内拓哉 写真・文) 心臓に毛が生えている理由(米原万里著) わたしの普段着(吉村昭著) 門(夏目漱石著) 環境問題のウソ(池田清彦著) 人格障害かもしれない(磯部潮著) 援助者必携 はじめての精神科(春日武彦著) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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