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カテゴリ:組織関連
教育学部の大学生19人の内、4年生3人、2年生7人、1年生9人。女性15人、男性4人の構成。
今年度の経験者は4年生2人と2年生2人。 学生スタッフの書類を見た時は、1年生が多くて心配だったが、これは全くの杞憂に終わる。 私が3回目で様子が分かってきていた事。経験者の4年生2人には、厚い信頼を置いていた事。 参加学校全て長期宿泊が初めてではなかったという事。参加児童数が100人を割っていた事。 野外活動好きの担任集団であった事。などなど、好条件も重なったのだが、今回の7泊8日(事業は6泊7日)のチームは、非常によかった。 この夏の事業全体を通しても、最高のチームだったと思っている。 来年度もやってくれる人、とチーム解散時にきくと9割が手を挙げてくれた。 私にはカリスマ性はないので、自分が前面に出てぐいぐいリードしていくというのはできない。 能力のある人を前へ押し出し、裏で支えるといった方法が自分には合っている。 構成はこのようにした。 学生リーダーは今年度班つきを経験した2年生女性。 本部チームは4年生女性1人、2年生女性3人。 経験のある4年生男性2人は、アドバイザー。 班つきは1年生女性8人、1年生男性1人、2年生女性2人、2年生男性1人の計12人。 学生スタッフに言った事は以下。 ○主に班つき ・子どもとの最初の出会いは、笑顔と大きくはっきりとした声で。 ・最初の3日は自分がルール・手本。 ・出来る事は自信を持ってやる。失敗していい。やりたいことをやる。 ○運営面 ・会議は短時間で終える。 ・申し送りメモは誰が読んでもわかるよう簡潔にする。口頭伝達も簡潔明瞭に。 ・運営システムは常に工夫し、最善の方法を探る。途中変更有り。 前回と比べて、細かなことは言わなかった。 逆にこの方が私に指示を仰いでくる学生もおらず、自分たちで考えて工夫していた。 よくできたときはほめた。ほめる回数は多かった。 直した方がよいと思った事を言ったのは2日目くらいまで。それも学生リーダーのみ。 運営システムも本部チームがよく考え、3日目くらいまで工夫がなされた。 子どもの健康情報の吸い上げは、今回のシステムで完成の域に達した。 情報の共有方法も、ほぼ完成型。 睡眠時間は最も長かったのではないだろうか。最終日、片付けの終わった夕方、学生スタッフで健康不良の者はなし。 経験がない集団でも、任せる事で成長するのだと思った。 別れを惜しむのもあり、ぐだぐだと長引いたチーム解散時、「長い会議と話しの長いのは好きじゃない。さっさと仕事を終わらせて、自分の時間を作りたい。だから早く帰ろう。」というと、笑って頷く学生がいた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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