ホンモノの“ブートキャンプ”
眠いけれど、以下の放送情報がメールで届いたので見ようと思う。ーーーー(前略)本作(ドキュメンタリー映画「アメリカばんざい-crazy as usual-」)で潜入取材いたしましたアメリカ海兵隊ブートキャンプの取材模様が、今日と明日、TBSのNEWS23にて特集されます。(中略) 番組名 : TBS NEWS23番組概要 : 人格改造 本当のブートキャンプ 地獄の米兵養成場現場に潜入取材放映時間 : 5月22日(木) 22:54~ 5月23日(金) 23:30~ 24:22~ (金曜解放区)◆作品情報「アメリカばんざい-crazy as usual-」2008年7月26日(土)よりポレポレ東中野にて公開監督:藤本幸久 インタビューアー:影山あさ子撮影:栗原良介、中井信介 コーディネーター:加藤鈴子、福原顕志 編集:藤本幸久、栗原良介製作・配給:森の映画社、太秦 ◎『闇を掘る』(2001)の監督・藤本幸久が満を持して描く“戦争の入り口と出口”◇ホンモノのブートキャンプはこれだ!ブートキャンプ、そこはダイエットの場ではない!正しい兵士をつくる場所!2007年空前の大ブームとなった“ビリーズ・ブートキャンプ”。ビリー教官に叱咤激励されつつ、目指すべきは引き絞まった身体。しかし、ホンモノのブートキャンプが生み出すのは、欠陥のない、国家に従順な戦争兵士。パリス.アイランドの海兵隊だけでも、毎週500~700人の普通の若者が入隊し、3ヵ月で立派な兵士へと変身を遂げる。◇戦争する国は、いつも「ばんざい」の声とともに若者を戦場に送る。60年前、日本では「天皇陛下ばんざい」、ドイツでは「ハイル・ヒットラー」と若者を戦争に送り出した。イラク戦争開戦5周年を迎えたアメリカでは、今なお、「アメリカばんざい」の声とともに若者を世界の戦場に送り出している。送り出された若者たちの、その後を追った。ベトナムに送られた若者たち。コソボに送られた若者たち。アフガニスタンに送られた若者たち。イラクに送られた若者たち。アメリカに還ってきた若者たち。還れなかった若者たち、イラクだけでも4,000人。どんな経験をしたのか。どんな今を生きているのか。マスコミが伝えない「ばんざい」の裏側が見えてくる。◇どん底を生きる元兵士たち現在、アメリカの全人口の100人に1人、350万人がホームレス。男性ホームレスの3人に1人が元兵士といわれている。ホームレスの若者たちから見えてくる“戦争が社会に与える影響”。アルコール、ドラッグ、暴力の連鎖。「crazy as usual」、これは日本の近未来なのか?!