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2013.02.22
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モルフェウスの領域
著者:海堂 尊

これは一気に読んでしまった。
といっても、4日くらいかかったけど(笑)。

人が5年間眠り続ける。
母親のお腹の中に居るような、そんな医療機器の中で。

その中で眠っているのは…。


ナイチンゲールの沈黙』で牧村瑞人と同じ病気 網膜芽腫(レティノブラストーマ)という眼球の癌で入院していた佐々木アツシ。

「~であります。」

の口癖がとても印象的で覚えている。

レティノの治療薬が開発され認可されるだろう頃に目覚め、治療する。
その目的で5年間、無事目覚めることができるという保証も、目覚めた時に治療が可能という保証も無い中、期待を胸に、社会から断絶され、ただ独り眠り続ける。

幸い無事に目覚めることが出来たのは良いが、目覚めたアツシを待っていたのは悲しい現実。

そして、そのアツシが眠り、目覚めるまでずっと唯一側で見守っていた日比野涼子。
目覚めた後のアツシも守り続ける為、今度は涼子が…。


私にはちょっと難しくて、読み終わってもよく分からずモヤッとしたところはあるのだけど。
上手く言葉をアウトプットできない私、自分自身でもよく分からず、でも胸が締めつけられるような感覚で。

筋肉弛緩剤を打たれ、液体が満たされ呼吸が止まる。
そこから眠りが始まる。

なんかそれがとてもリアルに想像してしまったからなのか?
読み終わってから数日後に夢にまで見ちゃって。

子供も今の生活もおいて、無の5年間を過ごすって事になるんだけど。
それが『眠り』というよりも『死』という感じの方が強くて。
5年間死ぬんだ、って。
期間限定なんだけど、でも、再び目覚める保証は無く、場合によってはそれが永遠となる、という…。

朝目覚めてドッと疲れてる自分(笑)。

単純だ。





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Last updated  2013.03.01 10:01:56
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