マイラポールハウス(Wｒｉｔｔｅｎ　ｂｙ　K）

おつかれさまです！今日の１月１１日は父の命日でした。思えば３年前のAM３時頃福岡大学病院からTELがあり、着のみきままで高速を飛ばして福大病院へ向かいました。父と目が合って、でも父は母を探しているみたいな気がしました。私と兄は３つ違いで私が生まれた時も母は兄の育児が大変だったので、早くに母方の博多のおばあちゃんの家に預けられました。兄の育児が落ち着いたら妹が生まれたので母は妹にかかりきりで、私はほぼ父に育てられた様な気がします。小学校の修学旅行も人数が足りずに数名の父兄が参加するようになりましたが父が付いていく様になっていました。それはあんまりだろうという事でおばあちゃんが付いてきたのです。おばあちゃんは雲仙・長崎の旅を楽しんでいましたが、私は正直イヤだったですね。同級生と一緒におばあちゃんと旅行するなんて、、、。父親っ子になりたくないのになさせられて、できれば母親っ子になりたいなーって思っていました。でも鹿児島に勤務していた時も２ケ月に１回は来てくれて、せっかく父が来るというのですき焼きの上等のお肉を買って、にぎり寿司を買って、父の好きなものをいっぱい買って、テーブル一杯におご馳走を出しても年を取った父はあまり食べる事もなく、翌日には薬局の事務の一人暮らしの女の子の家に｢食べてちょうだい｣と持って行っていたものです。亡くなってもう３年目になります。１．１．１に亡くなるなんて父らしいなーって思います。あの日は今日みたいには寒くはなかったですね。見守っててね！お父さん！
さてそれから今日は以前習っていた筑紫舞の御宗家宅も訪ねました。引越しをされてから初めて訪ねるのでNETで地図を出してから探しましたがすぐにわかりました。御宗家に初めて会ったのはもう２０年以上も前になります。でも二人の思い出の中にいつも出てくる話はやっぱり私がコーディネータを勤めさせていただいた｢耳なし芳一｣のフランス公演の話です。福岡県の後援を受けてフランスでの芸術祭に参加するRKBでの舞台製作に携わり、その時に筑紫舞に初めて出会いました。あれから何故か筑紫舞がいつも頭の片隅から離れません。８７歳の御宗家は今でも舞台に立ってあります。でも今日のお顔はすごくシンプルで今までより一番好きなお顔だったな。筑紫舞に置ける自分の役割はまだわからないけど、身体や脳を鍛える為にも仕事で一杯一杯の頭の息抜きの為にも、お稽古着を着て扇を持って頑張りたいと思います。（お稽古着を着るのも今の私にはフーって感じですよ）父の命日に又再開できる様になったのも何かのご縁と思います。とにかく頑張るぞ！神社への奉納舞は今後のライフワークにしたいです。ファイト！BUT寒かった！
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