閘門を持ち石積岸壁が美しい歴史的港湾 三池港
三池港は今でも重要港湾として物流の拠点であり1908年に開港した近代化遺産の宝庫です。 有明海は遠浅で、干満差が大きく、泥性の干潟沖合はるかに広がる海として知られ、大型船は接岸できませんでした。三池炭鉱で採掘された石炭も、大牟田川の河口で小船に積まれ曳き船にひかれて、島原半島南端の口ノ津港で大型船に積み替え運びだされていました。三井合名専務理事であった団琢磨氏が1908年に6年の歳月と380万程の巨費を投じて大型船が入港できる港を構築したのです。ここからは島原へ向かう高速船がでています。又島原の口ノ津からのイルカウオッチングは,有名な天草からのウオッチングよりお勧めです。ほとんど貸しきり状態で海に出れるのです。今日は大牟田のもう一つの玄関、三池港をご紹介しました。