Bailador / Michel Portal
とても寒い日が続きました。一年ぶりに雪かきを少ししたら、、スッテン、、って、転んじゃった。。いろいろある前から、次回のCDの感想は、元気なヤツ、って思ってたんです。で、、★悩んじゃうなぁ。。もうぉ★とか、、言っていたくせに。。。あとから来た、、このミッシェルポルタル盤にメロメロでござる。好き好き好き!!!こういうサウンド好き。かっこいいのでござる。1935年の11/25生まれのポルタルは、、ええと、78歳?幾つだほんとうは??最近、良い感じに歳を重ねて枯れた感じの演奏にまいっていたのですが、この御方は違いまっせ。尖ったスリリングな世界を追求しています。このジャケットのようにカラフルでスタイリシュでもあり、ガツンとした自分を押し出してくる。いぇ~~い!!エディルイスの曲と、ディジョネットの曲以外はポルタルのオリジナル。ベオグラード生まれ、フランス在住のピアニストBojan ZulfikarpasicことBojan Zがフランス繋がり。2007年のセロニアス・モンク・インターナショナル・トランペット・コンペティションで優勝したAmbrose Akinmusire、ギターはリオーネルルエケ、ベースはスコットコリー、ドラムはディジョネットというわたくし的豪華版なアメリカンな布陣。オープナーDolceからわくわくするようなアップテンポで、決め所がバッチリの曲。ユニゾン部分が全員で綺麗に決まりとても気持ちいい。ディジョネットの推進力にのってポルタルが鼓舞します。スリリングで軽快、カラフルでポップな印象。タイトル曲Bailador何処か挑戦的な尖った感覚のある演奏。何がかっこいいって、ポルタルの雄叫び。そして、ディジョネットのドラム。やってることは難解なのだろうけど、サウンド的にはこれも非常に軽快。ソプラノに持ちかてCuba Si, Cuba No。この急速展開なエキゾチックな曲調にトランペットが疾走します。う、、うまい。誰がソロをとっても、決して安易なバッキングなんかですませず、非常に計算しつくされた感じのサウンドが拡がります。ここまで、息もつけぬほどあっという間。素晴らしい!Ombresは、ちょっと影の薄かったルエケとバスクラでデュオ。緊張感はあるものの、砂漠でみつけたオアシスのような異空間が拡がります。元々は結構くせの強いギターなのですが、その辺もちょっとだけだしますが、綺麗にはまっています。フランスのオルガン奏者エディルイスの曲Citrus Juice。ちょっと民族音楽ポイ雰囲気が漂う。ダークな色合いだけどどことなく哀愁もあるトランペットの吹きプリがええです。ぴりっと辛口Alto Blues。ディジョネットの曲で、リズム陣が活躍するOne On One。しかし、5人の演奏(5,6,7,8はギターは入ってない)とは思えない音の厚さ。途中からフリーな展開。最後の Tutti No Hyst?riqueも反体制的な感覚で、挑む、って、言葉ぴったり。きっちりとした構想をしっかり現実化しているサウンドなのだろうけど、緊張感あふれる尖った空間も、多彩な色合いで難解さも感じない。と、無駄のない動きで、ほんとうにあっという間に終わってしまう。うーーん、かっこいい。って、馬鹿の一つ覚えが口にでるのじゃ。。(-_-);1. Dolce 2. Bailador 3. Cuba Si, Cuba No 4. Ombres 5. Citrus Juice 6. Alto Blues 7. One On One 8. Tutti No Hyst?rique Michel Portal (bcl,ts,ss, arrange)Ambrose Akinmusire (tp)Bojan Z (p, key, arrange)Lionel Loueke (g)Scott Colley (b)Jack DeJohnette (ds)12月の半分過ぎました。皆さまも、飲み会が入ったりしてませんか?さて、忘年会じゃ。丘の上で、美味しいものを食べてきますね。んじゃ、退散♪