ひといきつかなくっちゃ！

震災後、２４時間体制で配信されていたニュースサイトも終わってしまい、
今はこちらのCNNか、サイトでのニュースをひたすら見て、
日本の状況に、どんどん酷くなる状況に、ただただ恐怖を感じています。

こんなに遠く離れていても、怖いんですから、
日本に住んでる人たちの気持ちなんて、分ったようなことは、
決して言えません。

今日見たニュースで、とても悲しくなってしまったものがありました。

それは被災地で、ガソリンを盗んで捕まった会社員のニュースです。

震災後、銀行からお金がなくなっていたり、
亡くなった方から、物を盗んで行ったり。。。
信じられないような、まさか日本人が？？？
と、目を疑うような事件もたくさんありますよね。

でも、この事件は、このガソリンを盗んでしまったこの事件。
そんな事件と一緒にしてはいけないと思うんです。

きっといろんな事　頑張って来て、いろんな事考えて、どうしても、どうしても、
必要だったんだと思うんです。
きっとこの震災がなければ、こんな事する人ではなかったんじゃないかな。
一リットルのガソリンを、ペットボトルに。
それだって、許してはいけないことかもしれませんが、
私には、このニュースを、またこんな事して！と
他のニュースのように、聞き流してはいけないと思いました。

早く被災地に、救援物資を、充分な食料を、
早くガソリンを届けてあげられていたら。。。

でないと、これからこんなニュースも、もっと増えますね。
日本が日本じゃなくなるみたい。

被災が起こってから、いろんな国の人が、日本人の心に熱くなりました。
自分たちも被害に遭ってるのに、他の人のことを心配する。
食べる物がないのに、お腹がすいてるに、暴動が起きない。
ちゃんと配給を並んで待ってますよね。
被災地で自分たちで、なんとかしようと立ち上がってる。
「日本人て凄いね。」
たくさんの知らない人に、声をかけられました。
そう言ってるこっちのニュースもたくさん見ました。

でも、このままでは、そんなことも言ってられない。
悲しいニュースでいっぱいになったら、被災地で頑張ってる人も、
頑張る気力がなくなってしまうんじゃないかな。
自分の事だけ考えてしまうようになってしまうんじゃないかな。

この予期せぬ大惨事に、誰もが戸惑い、苦しんでますよね。
それでも、上に立って指示しなければならない立場の人や、
責任を負って、問題に立ち向かわないといけない人がいる。
家族をなくしても、家を無くしても、住んでる町さえ無くなっていても、
これではいけないと、頑張ってる若者もたくさんいて、
その若者たちに勇気づけられて、頑張ってる人もたくさん。
原発の被害で、これからのことが不安になって、
どうしていいか分らない人もたくさんいるとおもいます。
だって、本当に怖いですもんね。

なのにみんな自分の事だけ考え始めたら。。。

怖いです。すごく怖いですよね。

みんなが頑張ってるから、また頑張れる。
みんな不安だけど、みんなが乗切れるなら、私も乗切ろう。

今すべき事は、日本人の良い所、再確認して、協力しあうこと。
中傷ではなく、励ます言葉でいっぱいに出来たらと思います。
それで人が助けられると言うこと。
自分の心も、休まると言うこと。
こんな時だからこそ、思った事をそのまま伝えるのではなく、
思いやりを持って、その気持ちを伝えてほしいと思います。

何だか、何だか、よく分らなくなってしまいましたが。。。
日本にいないくせに！と思われるかもしれませんが、
日本の事、とても思ってます。


私に出来る事、少し形になってきました。
日本赤十字の募金箱を、一つ分けてもらいました。
個人では、何かと問題が多く、出来る事も出来なくなってしまうので、
この町の日本人の方達が始めた運動に協力させてもらう事にしました。
私は、その募金箱を、２batchの行ってるアイスリンクに置かせてもらい、
そこで募金活動が出来たらと考えてます。
どのくらいの事が出来るかは、分りません。
ちっとも役に立たない結果になってしまうかもしれません。
でも、こう見えて人見知りで、先頭切って何かをするのが、
実は不得意なHuggieも、頑張れば力になれるんじゃないか。
それが出来る事のなのかな。。。と信じてやります！！
まずは、置かせてもらえるように、許可を取らなくては！

私が平日働らかせてもらってる、日本のスーパーにも、同じ募金箱があります。
買った積もり貯金ならぬ、買ったつもり募金で、
なにか買うつもりだった物を止めて、その分を毎日少しずつ入れさせてもらってます。
本当に小さな事だけれど、私に出来る事なので。

みんな、自分に出来る事を考える事が出来たら、
人を思う気持ちをもてたら、この大惨事の中でも、
これ以上の悲しいニュースが減るような気がします。

そう祈ってます。