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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:映画
一生住む家を建てる…大きな出来事ですよね。
このお話は脚本家夫婦が、自分たちの家を建てる、その過程を描いた物語です。 三谷さんお得意の(?)密室劇&アクの強い利己主義的な登場人物たちが、ぶつかり合いながらも困難を乗り越え、ついには家が完成します。 田中直樹演じるちょっとオタクっぽい脚本家に、三谷さんが重なって見えて可笑しかったな。 唐沢寿明と田中邦衛の掛け合いも面白かったし。 ただねー、あの家が『良い家になったね』ってのは、どうなんでしょ? 和室は二十畳、確かトイレは3つ、庭には小便小僧って…? 30年ローン払い続けるわけでしょ、あの家に。 幾ら優柔不断な人間でも、もうちょっと必死に自分の主張を守ろうとするんじゃないのかな? 映画の中の対立構造は、大工VSデザイナーだけだったけど、そこに施主も参加するべきだったのではないかしら? どう思います? 十分に楽しんだし、これからも繰り返し観るだろうし、映画として楽しんだんだけど、ちょっと引っかかったかな。 でも、やっぱりお勧めです。 見る人を選ばない、万人ウケする映画じゃないかしら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月16日 23時05分45秒
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