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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:映画
うちの近所のツタヤじゃ、ずーっとレンタル中で、やっと借りることが出来ました。実に1ヶ月、行くたびに探してたんですけどね。大人気のようです。
常磐ハワイアンセンター(現スパリゾート・ハワイアンズ)設立時の実話をベースにしたお話です。 実話、というのにまず弱い。ダメな現状を打破するために、皆が立ち上がり力を合わせる…そういうお話好きなんですよね。 そして、ベタな演出にも弱い。そんな私には泣きっぱなしの映画でした。 泣けたのは、早苗に暴力を振るった父親を、まどか先生が銭湯へ殴りに行くシーン。 御通夜のシーン。 町を去ろうとする先生をフラガールたちが追いかけ、先生に向かって「わたしはあなたを愛しています」と踊るシーン。 特に踊りのシーンは「ベタやなぁ~」と思いながらも、泣けて泣けて… 素晴らしかったシーンは、やはりラストのダンスシーン。観ていて鳥肌が立ちました。 優ちゃんのダンス、素晴らしかった! あのダンスの感動へ持っていくために、まどか先生のソロ→紀美子のレッスン場でのソロ→ラストときっちり計算されていたのかしら。 紀美子のレッスン場でのソロのシーンでは、反対していたお母さんが夕張から届いた早苗の小包を届けるためにレッスン場に入るんだけど、娘も母も互いの存在に気付きながら、一言の言葉も発せず、言葉にしないからこそ分かると言うか…良いシーンでした。 残念だったのは、まぁ「フラガール」というタイトルなのだから仕方ないのかもしれないけど、ハワイアンセンター建設の様子も見えなきゃ、炭鉱側とハワイアンセンター側の人間の対立もきちんと描かれていなかったこと。 そこがきちっとしていれば、さらにフラガールたちの生きるために踊りを選んだ気持ちがもっと伝わってきたと思うんだけどなぁ。 役者さんは熱演でしたねぇ。 まどか先生の松雪泰子、紀美子の蒼井優ちゃん。演技はもちろんだけど、ダンスも素晴らしかった! 冨司純子、岸辺一徳はさすがの演技だったし、驚いたのはお笑い要員(話題づくり?)と思っていたしずちゃん。演技も踊りも良かったし、なかされました ただ、豊悦は…炭鉱似合わない…どうなんですかね、あの人は。お風呂のシーンでは噴出したけど いろいろ書きましたが、でも、良い映画でした。 なんかね、山田洋次監督の作品を思わせるような映画でした。 ヒューマンドラマがお好きな方、お勧めです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月18日 22時40分00秒
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