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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:映画
お話はシンプルで陳腐。
ムーラン・ルージュの花形スターと名もない作家の恋。お金持ちの公爵が敵役で、ヒロインは結核。ラストはもちろん悲劇的。 このヒロインをニコール・キッドマン、若き作家をユアン・マクレガーが好演しています。劇中、ミュージカルですからバンバン唄うわけですが、あまりにも歌が上手いので吹き替えであろうと思ったら、二人とも自分で唄っているとか。ビックリです。 この映画は映画というか、豪華絢爛なショーそのもののような映画です。 豪華な衣装、隙間なく詰め込まれた歌、歌、歌。そして迫力あるダンスシーン。 歌がね~聞きなれた80年代の曲をアレンジしたものが流れるので「あー、アレアレ」と思いながら聞きました。 その他にも「紳士は金髪がお好き」の「ダイヤモンドは女性の親友」なんかもありましたね。 個人的にとても感じるものがあり、惹きつけられたのがアルゼンチン人が歌っていた「エル・タンゴ・デ・ロクサーヌ」ダンスシーンもこの映画のなかで一番好きなシーンでした。 惜しむらくは中途半端な作り方。 悲劇に徹するでもなく、コメディに徹するでもなく、舞台を作り上げる目的に向かってひた走る感もなし… 豪華絢爛で、目と耳を奪われる作品ではあったものの、残念感のある映画。 ミュージカル好き、ユアン&ニコールファンなら、観て損はないとは思いますけどね… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年04月05日 06時40分25秒
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