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カテゴリ:健康
娘が’おたふく風邪’になった。
年末、’ムツゴロウと小熊’のようにベロンベロンなめ合う勢いで遊んでいた友達が翌日なったと報告がきてからちょうど3週間後だ。 おとといの朝、起きてすぐに「耳が痛い」と言い出したので、「ついにきたか」と張り切って休日診療に連れて行った。 (なるのなら早くなっておきたかったので) そこは大きな都立小児病院。 1時間半待たされベテランの医師が隔離室に現れ、触診もしないうちから’おたふく風邪’について注意事項を話始めた。 「たかがおたふくと言っても、脳に菌が回って髄膜炎になることや、お腹や生殖器も侵されること・・・などなど」 「あの・・・本当におたふくなんですか?」と私。 「だって、お母さんが質問書に書いてあったし、お顔が・・・・」と医者。 (悪かったねっ、元々おたふく顔でっ、フン) 「どれどれ」と耳の裏やあごにかけて触わり子供の反応を見る。 外では我慢強い娘は痛みをじっと堪えている様子だが、医者は「痛がらないから違うでしょう」と判断。 「我慢しなくていいのよ、さっきみたいに痛いって言っていいんだよ」と娘に言っても 「お子さんはこんな我慢しないですよ」とあっさり。 「いつもと様子が違うと」何度も訴えても撤回しないので、結局診察料2000円を払い薬ももらわずに帰ってきた。 「どうして痛いって言わなかったの?」と聞くと 「恥ずかしかったから」と娘。。。><。。 こういう子供もいるのだよね。 その夜熱が上がり耳元の腫れはひどくなり、ますます’おたふく’疑惑が強まった。 今日やっとかかりつけの病院で受診すると、晴れて’おたふく風邪’と診断された。 あの日痛み止め位くれたなら、少しは楽だったのに・・・ いつも見ている母親が様子が違うって言ってるのをもっと真剣に聞いてくれたなら・・・ 忙しいのはよくわかるけど、具合の悪い子供を椅子に座らせ2時間近くも待たせ、飽きないように付き合う親の気持ち、それを2度もしなきゃいけないことがどんなに大変なことだか少しは理解してもらいたいもんだわ。 実はこういう誤診が、これで3回目。 1度目は、息子が異常な腹痛を訴えて1晩に2回も診療してるのに、便秘と診断され浣腸して帰されたが、翌日かかりつけの病院でインフルエンザと診断された。 2度目は、息子が水疱瘡になった2週間後、娘の身体に同じ水泡ができたのに「違う」と診断された。 結局翌日そうだと診断されたけど、翌日までに顔出来たの水泡の後が今でも大きく残っている。 きっと、ちょっとしたことでも大袈裟に判断して受診する親も少なくはないのだろうけど、親はその子供の体調を一番把握しているって事も念頭に入れて診断して欲しいって思う。 特に男性の医師は、こうやって子供を受診させに行ったことがない人が多いと思うから、1度体験してみて欲しい。 それに、小児病院の医者は「おたふくの予防接種をしたら一生かからない」と言う。 「今までなった人はいないし、いたら学会で発表できる」とまで豪語する。 でも、かかりつけの医者は「10人打ったら1~2人なかかってしまうから注意して」と言う。 この食い違いは何だろう? 今回は’おたふく風邪’で済んだけど、数年前友達の子供が病院の誤診でインフルエンザで亡くなったことを考えると、私達患者側がもっと厳しくなった方がいいのか、改善される余地はないと諦めた方がいいのか考えてしまう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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