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カテゴリ:育児
「大阪ってどんな所?」と訊ねる息子に
「こういう言葉を話す人がいっぱいいる所」 とTVに出ている関西人を指差す私。 「ええ~!!!(・・?」 芸人やアニメ登場するに関西人は強烈過ぎて子供が引く。 「あ、こんな人ばっかりじゃないよ、大丈夫大丈夫(^^ゞ」 「それに、オレ大阪語話せないし・・・」と息子→関西弁のこと 「別に話さなくたっていいんだよ、今のままで。でも一度やってみてごらん」と私が言うと 「あかん。もらっときや~。ほな、さいなら!」 なかなか様になっているが、やたらハイテンション>< そう言われてみれば低音の関西弁って’その筋のお方’くらいで、みんな甲高い声で話すイメージがある。 言葉の違いでイジメられたりしないかと母は心配するが、私はさほど気にならない。 もちろん子供だから珍しいものに敏感で、容赦なくストレート攻撃をするだろう。 きっと最初は嫌な思いをするかもしれないけど、堂々としていればイジメられることはないと信じている。 前にもこういうことがあった。 息子はやたら体毛が濃くて、思春期過ぎの男の子並にすね毛や腕毛が生えている。 夫も私も頭髪以外は薄い位なんだけど。 そして喉仏のところにも髭のようにまとまって生えていて、私はそれを「ギャランドゥ」(西条秀樹のあの微妙な腹毛ね)と呼んでいる。 息子が「どうしてオレだけギャランドゥが生えてるの?」って聞くから 「山羊の生まれ変わりなんじゃない~?」って答えておいた。 「ふ~ん」となんとなく納得。 ある日、ギャランドゥがない! どうしたのか訊ねると、お風呂場にあったパパのかみそりで剃ったと言う。 「ひゃ~~~やめて~~~」 どうしてそんなことしたのかと聞くと 友達に「変な毛が生えてる!キモイ」と言われたとのこと。 危ないから自分で剃ったりしないよう注意した後、 「もし、今度その子に言われたら悔しかったら生やしてみろっていってやれ」と教えた。 そして、大人になったらみんな生えるもの、息子には神様がちょっとだけ早く大人の毛をくれたんだと。 そしたら息子、ケラケラ笑い出して、「わかった」って。 それ以来息子も気にしないし、友達も言わなくなったらしい。 他にも、誰々はゲームをいくつ持っているとか、どこどこに行ったとか羨ましがることもあるけど、私は「人それぞれ」と話す。 人は自分の持っていないもの(才能や容姿も含めて)を他人が持っていると妬むという特性があるようで、大人の世界でも未だ子供のようなイジメが絶えない。 特に日本では人と違うことを忌み嫌い、周りと同じように振舞うことで自分の身を守る。 日本に住んでいる以上それは仕方ないことだから順応性も必要。 でも自分は自分でいたいし、子供にもそうであって欲しい。 話は逸れたが、関西人はどこに住んでも関西弁を直さない人が多い。 私も一緒に話しているとついついイントネーションが変わってきちゃうほど。 かといって関西弁を話せと言われても自らは話せない。 よく地方の人は使い分けて話せるな~と感心する。 そもそも「標準語」って誰も定めてないそうで、昔NHKで統一して放送したのが東京の言葉だったらしいが。 子供たちもは間違いなく「大阪語」を素直に吸収して、立派なバイリンガルになっていくんだろうな。 どこに住んでも強く生きていける逞しさと共にね。 ↑朝窓を開けたら雪。。。 前回のようにかまくらができるほど降らなかったケド。。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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