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カテゴリ:育児
今朝、みんなを送り出しホッと一息ついていたら電話が鳴った。
「お子さんの湿疹の部分が熱を持っているので、病院に連れて行ってください」と息子の担任からだった。 実は昨日、友達と近くにある公園に遊びに行き、しばらくすると奇声をあげて息子だけが帰ってきたのだ。 「いっぱい蚊に刺された!」と半べそかいて訴える。 刺された箇所を見ると蚊に刺された数十倍の大きさに腫れあがっている。 足や腕にも蚊に刺された跡があったので最初は集中して蚊に刺されたと思っていたら、帰宅した夫が「毛虫」だと判断した。 こういうのは昔男の子だった経験上、やたら詳しい。 そういえば琵琶をもぎ取ったり、桜の木の下で遊んだらしいので、ありえる話だ。 皮膚科に行こうか迷ったけど、冷やして虫刺され薬を塗ったら治まってきたので、昨晩は冷やして寝た。 今朝様子を見ると、湿疹も痒みもあるけど大分良くなっているので薬を塗って登校させることに。 すると息子が「アレルギーみたいで恥ずかしいから包帯巻いて」と。 「そんなことしたらもっと蒸れて痒くなるし、余計に目立つでしょう」と私。 「嫌だよ~、気持ち悪いって言われるよ~」 「自分が思っているほど人は悪く思わないんだから気にしないで行ってらっしゃい」 と言ったものの、包帯だけで気持ちが軽くなるなら・・と一瞬迷ったものの、いやいややっぱり良くない。 「みんなに毛虫に刺されたって言えばいいじゃない」と私が言うと 「クラスひとりひとりに理由を話さないといけないの?」と屁理屈を言い出す息子に 「じゃあ、今までアレルギーの友達を見て気持ち悪いとか変だとか思っていたわけ?そっちの方がその友達に失礼じゃない」 「そんなこと思ってないけど・・・」とふて腐れる。 さらに「人と何か違うことを恥ずかしがる方がママは恥ずかしいと思うよ」 と病状はそっちのけで違う方向へ脱線していき、結局息子は渋々登校して行った。 でも、学校から呼び出され、保健室でひとりぽつんと待っている息子の姿を見た時、この判断を後悔した。 どうやら登校してから恥ずかしくてずっとTシャツの襟ぐりで隠していたらしい。 こんなことならすぐに病院へ連れて行けばよかった。 ヘタに皮膚科に連れて行って強い薬をもらうのも嫌だったし、このくらいなら自然治癒するだろうと毛虫を甘くみていたのだ。 虫博士の夫も、こんなの昔はしょっちゅうだったと楽観視するし。 病院で診断してもらうと案の定「毛虫」の仕業で、毛虫が直接つかなくても毛虫がいた葉の下にいただけでもかぶれるらしい。 そして病院の電子顕微鏡でよ~く見ると、まだ数本の毛が刺さっていた。 恐るべし「毛虫」の毒。 一緒に遊んでいた友達も息子ほどひどくはなかったけど、夜になって腕や胸などに湿疹と痒みが出てきたらしく今日病院へ行った。 この時期の湿疹は大抵「毛虫」が原因らしいので、湿疹を見つけたらすぐに皮膚科へ行きましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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