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カテゴリ:関西生活
「微熱が続き、お酒もタバコも受けつけず、ただひたすら気持ちが悪く、眠たい」 こんな言葉を聞いたら、まず思い浮かぶのがアレ。 そう、なんとデキてしまったのです!!! あ、これって友達の話ですけどね・・・驚かしてスミマセン^_^; 先日、4組目のお客様のお友達家族が東京から来てくれたのでバーベキューでも、と思い、地元で知り合ったベッキーちゃんと彼ちゃまも誘った。 結局、この暑さ故にBBQは断念して我が家で「ほーむぱーち~」 その際の出来事だった。 ベッキーちゃんとは、近所でよく行くお店で知り合った10歳年下の女の子で、何故か姉妹のように一緒に居ても違和感ないとお互い感じる不思議な関係。 知り合った当初、その店の店長さんに片想いだったのに→両想い→同棲準備と急展開を見せてくれていた。 (私は何年ここに住んでるんだ!?) 彼女の体調の告白で、その場にいた友達夫婦と我が夫婦の合計4人は同時に目を見開き、 「それって、妊娠だよ~!」って叫んだ。 来るものもしばらく来ていないと言うし、彼女も薄々そうかもしれないと思っていたよう。 「なんでもっと早く言わないのぉ~!早く調べなよぉ~!」と半分起こり口調の私。 でも、彼女なりに誰にも相談できず悩んでいて、この場で言ったのが精一杯の様子。 「私、検査薬買ってくる!」と言った私を珍しく制して、ほろ酔い気分の夫が買いに行くことに。 そして何故か友達の旦那様も「お、おれも一緒に行きますッ」と参戦(?)して中年男2人が仲良く出かけた。 どんな顔して2人仲良く検査薬を買っているのだろうと思うと笑わずにはいられなかった。 「1回こっきりのを買ってきたぞ~」と袋を掲げて意気揚々と帰ってきたオヤジ約2名。 当の本人は恥ずかしいのでしばらくはトイレを我慢していたが、ついにその時がやってきた。 「どんな顔してトイレから出ればいいの~」と言いながら入ってまもなく「きゃぁ~~~~」 3人の子持ちの友達パパも「1分間待たないといけないんだぞ!」なんてかなり興奮気味。 私が代表してトイレに入り、懐かしいあのマークを発見した。 間違いなく、くっきりと「+」の印が浮き上がっていた。 私達は自分達の時以上に喜び(会って数時間しか経っていないのに友達は泣いた)とにかく新しい命を祝った。 でも、将来のことを考えると手放しでは喜べない彼女は複雑な様子。 そんなのお構いなしのオヤジは理由つけては’かんぱーい!’と酒を呑む。 とにかくパパさんになる人への報告を、と思ったら、その日は同窓会なので連絡は控えることに。 さぁ~どうしよう。 なんだか私の関西魂がメラメラと燃え上がり始める。(ていうか私は関西人じゃないんだけど) 一世一代のこの報告をどんな演出で驚かせようか、そればかり考えてしまう。 私が妊娠したと見せかけて、実は彼女でした~というバージョンで一旦落ち着いた。 しかし、待てよ。 相手がいくら関西人だからと言って、こんな重大な事を茶化したらマズイよね。 周りが皆知ってるのに自分だけ知らなかったら怒るよね、絶対。 「やっぱり、こういうことは彼女の口から言った方がいいよ」と逸る気持ちを抑えて促した。 でもでも、やぱり、あ~~~ 私の友達が言った。 「関西人ってサービス精神旺盛ですね。笑いを取るためならこんな事もネタにするんですね」 確かにそうだ。 人が笑ってナンボ、これが関西人なんだ、ということを改めて思い知らされた。 そして、私の中にも同様の血が流れているということも。 こっちに来て楽だな~と思うことが沢山ある。 人をいじったり、いじられることが当然のことなので、私の毒舌も人の顔色を見ながら使わなくて済む。 東京では何かを返してくれると信じて突っ込みを入れると「ひど~い」「かわいそう~」となるし、真剣に怒っちゃう人もいる。 でも、関西ではいじられた人は嬉しそ~な顔になり、次に何を返そうかニヤニヤ考える。 そして、最後には笑いで終わる。 私の求めていたのはコレだった! そうか、やっぱり彼はこんな場合でもネタにしてくれることを望んでいるはず、と確信した私は、次の日から前振りが始まった。 友達とランチしに行った時も「子供って可愛いよね~」とか「どっちが欲しい?」なんて。 「そっすね~男の子だたらキャッチボールしたいな~」の返事に思わずププっ。 友達も「結婚を前向きに考えているんですか?」と厳しい突っ込みを入れたら答えは「イエス」 「でも、慎重派なのでまずは同棲から始めて・・・・」なんて、またまたププップー。 「でも、その前に赤ちゃんできちゃったらどうする?」と私の際どい質問に 「そんなヘマはしませんよ~」と。お腹イターイ<<<<< ますます告白が楽しみになってきた。 そしてベッキーちゃんのたっての希望により私達夫婦が立ち会うことに。(親か!?) なかなか切り出せない彼女に、私は例の芝居を打つことに。 夫に最初だけ切り出してもらおうと促したところ、何を勘違いしたのかポロリ 「あのさぁ~(ベッキー)ちゃん、出来ちゃったみたいよ」 え!? 一瞬、あまりの呆気なさに私達は一斉に固まった。 そりゃないでしょう~あんなに試行錯誤告白の仕方を考えていたのにぃ~ 夫はド関東人だった >< いや、これが普通か!? と、その時、彼がいきなり自分の財布を持ってきて携帯代わりに耳にあてて 「あ、おやじ?実はね~出来ちゃったみたいで~」と芝居を始めた。 これぞ、関西魂! でも、さすがにその小芝居の後、我に帰って「マジで?マジで?」の連発。 喜んだり困ったり疑ったり・・・パニくった姿が可笑しくて可笑しくて。 私の一芝居計画を打ち明けたら、なんでやってくれなかったのかと叱られる始末。 もちろん、この日記で公開するのも「喜んで~」って言ってくれたけど、早速お望み通りご報告させていただくことに。 そして、彼はその夜「天国と地獄」を味わった。 なんと、店をやめてしまうはめになった。 諸事情はあるとしても、偶然にも来店していたオーナーの耳にこの話が漏れてしまったことも原因のひとつだったのは間違いないらしい。 その話を聞いた時はショックだったけど、条件の悪い店をいつかは辞めるつもりだったらしく、将来を真剣に考えての決断だったらしい。 それにしてもプラスだな~ 関西人って楽天家?それとも私の周りだけかしら? 「笑い門には福来る」 来い来い福よ!可愛い命を育てておくれ! あまりの衝撃的な出来事があり末筆になってしまったけど、4組目のお友達はご主人の両親のいる滋賀県へ行く途中に1泊してくれた。 子供が上も下も同じ学年で、近所の好でお付き合いが続いていたのだけど、なんせ普通じゃないことが好きな彼女。 今回も、USJはもちろん、有馬温泉も六甲山もパスして、我が家でまったりツアーを選んだ。 私もさすがに夏休みに入って3回も行った有馬も少々勘弁して欲しかったので助かった。 子供達は海岸でカニや貝を捕ったり 市民プールにパパ×2人、子供×4人で行って念願のカップラーメンを食べたり (子供全員がプールで一度食べてみいというので) 残った友達と一番下の1歳BOYと足湯に浸かってみたり おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に。 大根4本!今日は何にしよう? すっごい嫌がってる。 そして、なんと言っても嬉しかったのが手作りのプレゼント! 前日の朝方までかかって作ってくれらしい。 上手に撮れなかったので、今度は着けているところをアップしよ。 娘と私のペアルック。 リネン地の柔らかい素材で。 娘が着ると私にも着てくれとせがむ。 娘のバッグは前にいただいた物。 携帯入れは友達の分まで3個も作ってくれた。Mは彼女のマーク。 そして最後は地元の友人M邸を見学。 別に観光地じゃないんですが(^^ゞこのブログを見て素敵なので是非と、厚かましくお願いして伺わせていただいた。 神戸の異人館より見応えあるかも。 そんな彼女もすでに帰京したらしい。 ディープでマニアックなツアー、いかがでした? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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