娘が新しい幼稚園に通い初めて、1週間がたった。
最初、泣いて私のソバから離れなかったのに、すっかり馴染んでる様子。
でも、私も娘もまだ馴染みきれてなくて、居場所のなさを感じる。
私は、この学年で幼稚園生活通算6年目なので、それもどうでもよくなっている。
最初は気の合わないお母さんでも、子供が仲良いから無理して付き合ったことも。
幼稚園時代は、子供の後ろに背後霊のように親がへばりつき、
親同士もべったりとしたお付き合いをするようになる。
学生、社会人を通して、知り合ったことのないようなタイプの人とも付き合うことになる。
しかも、自分だけの問題ではなく、子供同士のトラブルもつきまとう。
へたすると、「子供の世界」と「親の世界」と2つのワールドが出来上がる。
大人は簡単に修復できない分、こじれると大変です。
息子がまだ1歳の頃、公園で毎日顔を合わせていた仲間でグループになった。
子供の友達ができると嬉しいもので、いつしか親子ベッタリの生活ができてきた。
一緒の幼稚園にあがると、一番仲良しの親が一緒のクラスにしたいと申し出た。
そのうち、うちがお稽古を始めると一緒、自転車を買うと一緒・・・。
そのうち、私の持ち物までマネするようになっていった。
これは、私が小学校の時に経験した「仲良しごっこ」だぞ~!
そのうち、子供も違う友達と遊ぶようになって、単独でご自宅に呼ばれることも。
すると、その仲良し君の母親は烈火のごとく感情剥き出しにして嫉妬した。
これは、彼女が彼氏に起こす感情だ!
このままでは、がんじがらめになり、いずれはストーカーされてしまう・・・・
と思った私は、徐々に距離をおいていった。
しかし、彼女は私が離れていくことを「裏切られた」と思ってしまい、悪い噂を流された。
弁解したところで、涙を流されては降参するしかない。
(悪い女に捕まった男の人に心境がよくわかったぁ~)
今さら悪口を書くつもりはないが、女って恐ろしい~って思った。
(自分も女だけど)
でも、まだまだ私も未熟者で、自分にも悪かったところはないか考え、
うまく距離が保てなかったことを反省した。
そして出した結論は、私を悪く思う人は思えばいい、
私と直接付き合って、同じように思うなら付き合わなくていい、と思うようになった。
少々傲慢に思えるけど、その頃の私は真実ではない噂にやけになっていたのかも。
人生でこれほどまでに人間関係で神経を消耗した時はなかったから。
でも、その開き直りがよかったのか、似ているタイプの友達も徐々にできてきて、
今でも「バランスの良い距離」を保ちながらお付き合いを続けている。
今回の帰省中も何組かと会ったけど、男っぽい人が多いと改めて思った。
外見は女っぽいんだけど、中身が男っぽい。
基本は一人でなんでもできちゃうけど、一緒にいても楽しい、がポイントかな。
これができるって大人なんだと思うし、さっぱりして根に持たない所がいい。
いつでもなんでもベッタリする人って、女の性癖が強いタイプかな。
(私、そういうタイプに甘えられちゃうんです~)
そして、一番大事なのが、子供を通した親の付き合いだということを忘れないこと。
いくら仲良くなっても「親しき仲にも礼儀あり」という気持ちの距離感を持ちたい。
(これは、夫や子供、親なんかにも同じじゃあないかな)
だから、親はあくまでも子供の付属で、友達になれたらラッキーくらいに思っている。
こちらにきてからも、せっかく仲良くなれたのに転園で離れ離れになってしまった。
けど、メールや電話で話したり、都合が合えば会うような関係が続いている。
先日、お別れのプレゼントをいただいた。
ひとつは、三宮にあるイタリアンチョコレート「Caffarel」
虫や花、卵なんかあって、遊び心いっぱいの美味しいチョコ。
(甘い物が苦手な娘は、ここのチョコを食べてからチョコが好きになった)
もうひとつは、ルイボスのフレーバーティーと、のど飴のセット。
カフェインに弱い私のことを知っていて、ノンカフェインをセレクトしてくれた。
ルイボス(詳しくは←クリック)はとっても栄養価が高いアフリカのお茶で、病院でも出されます。
息子のアレルギーにも効いているかも!?
本当に、みんなありがとね
そういえばみんな、見かけはすんごく女っぽいのに男前だわねっ!