FLAMENCOとTAKARAZUKAな日々

『RRR』が期待をはるかに上回る素晴らしさで　感想がまとまらないままですがw
先にショー『VIOLETOPIA』について書きたいと思います。






別箱でのお芝居が高評価の指田珠子先生による　大劇場デビュー作品。
独特の世界観をお持ちで　賛否がくっきり分かれている印象です。

野口先生や藤井先生といった　花火を打ち上げたような分かりやすい華やかさを期待すると肩透かしをくらいますし　ファンもそういうのを求めがち。

それを承知の上で　ご自身の想いを星組生の表現力にゆだねた作品だと思いました。

舞台上で笑顔を振り撒きながら歌い踊っていても　ダークな色彩と不協和音の旋律で
どこか不気味さを感じるのは　これまでの作品もそうでした。

そして私は　それが好き💖
『RRR』の熱狂の後のショーだけに　物足りなさを感じる気持ちも分かりますけどね😊
　
珠子先生が誰もいない劇場に感じた　何かが潜んでいるイメージを具現化した作品でお芝居仕立てなので
プログラムの説明を読み込んでいたほうが楽しめるし　多分観るたびに味わい深くなるスルメ系。
予備知識ゼロで楽しめるかどうかは　完全に好みかな？





これまでの星組のショーと大きく変わった！と思ったことは礼真琴一強の構成ではなくなった　ということ。（これはRRRもそうなんですが　今は割愛）

歌やダンスの量を始め　ありちゃん（暁千星）なこちゃん（舞空瞳）かりんちゃん（極美慎）が一気に存在感を増して場面の芯をしっかり勤め上げている頼もしさ
カゲソロなども含めて　著しい若手の台頭…

まさに　ことちゃんを頂点にしたピラミッドの充実期に突入している状態で　
同時に　お芝居ショーともに　確実に次期体制に向かって走り始めていることを見せつけられて　一抹の寂しさも感じてしまいました。

宝塚の常ですね💦

ことなこのリラックスした感じのデュエットダンスは　今までのヒリヒリするような超絶技巧の連続とはひと味違う穏やかさがあって　あまりにも幸せそうな2人の笑顔に涙が出そうに…🥺


『VIOLETOPIA』私は早くまた観たい❣️






昨夜は　JR宝塚駅前のワシントンホテルにお世話になりました♪
宝塚温泉を引いた大浴場で疲れを癒やし　シングル予約をツインにグレードアップして頂いた広いお部屋で寛ぎ　朝は朝食をお腹いっぱい頂き　出発まではスカステ放送していた『龍の宮物語』を観て✨



ホテルを出ると　地元の高校生たちが　能登半島地震の募金活動をしていたので　ささやかながら募金を。
これくらいしか出来ないので…



目一杯楽しんで帰路につきました🚅


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