|
カテゴリ:宝塚
いろいろ気になる宝塚界隈ですが 『夜明けの光芒』感想を 記憶が鮮明なうちに… 観劇後の心地よい疲れは 小説を一気に読破した時のような感じでした。 そのくらい重厚さがあり サスペンス要素もあるので 粗筋を知っていてもハラハラする展開でしたね〜。 鍛冶屋の少年ピップが見知らぬ人から莫大な遺産を相続することになり お屋敷のエステラに恋をして やがて道を踏み外し 大事なものに気づくまでの成長譚としてわかり易く なによりありちゃん(暁千星)が 元来持つ少年性が最大に活かされて 『RRR』のラーマに続いて代表作の仲間入り出来るくらいピッタリだと思いました✨ 紳士になってから 訪ねてきた姉夫婦を恥ずかしく思い 『分かるだろ?迷惑なんだ!』のくだり…美稀千種さん演じるジョーのやるせない表情も相まって ありちゃん それは間違ってるよ―!と 謎の感情が生まれてしまうくらいw いちばん印象的だった場面です。 義母の復讐の道具として育てられた高慢なエステラのるりはなちゃん(瑠璃花夏) 初演のこだま愛さんの ツンケンした感じはそれほどでもなく むしろ感情の表し方が分からず戸惑っている面を押し出している感じが新鮮で そして小柄なので ありちゃんとの体格差がリアル男女っぽくてステキ♡ 1幕のラスト 二人でくるくる回りながら暗転していくのですが そのスカートさばきが美しくて目を奪われました。 オリジナルキャラで ピップの心の闇(トートみたいな存在ね)と 現実世界ではピップのライバルに当たる資産家のかのんくん(天飛華音)の存在が面白かったし 作品中で唯一明るく真っ直ぐな青年の稀惺かずとくんは 持ち前の品の良さが最大に発揮されていたし 少年ピップと少女エステラに扮した藍羽ひよりちゃんと乙華菜乃ちゃんは だてに場数を踏んでいない。大活躍に驚きました! 本当に可愛い…お人形さんのよう。 美稀千種 輝咲玲央 朝水りょう 七星美妃 紫りら… このあたりのベテラン勢の力が 作品の底上げをしていましたね♡ ほんとに星組の誇る役者さんたちです。 配信では伝わりにくかったな 素晴らしかったなと思ったのは トートダンサーみたいな存在の若手の皆さん。 かのんくんが心の闇として登場するときにおどろおどろしいダンスを繰り広げるのですが 一人ひとり いろんな表情 動きを工夫しているのが分かって目が離せず。 やはり私的には 大好きなあいりちゃん(碧音斗和)を追ってしまうのですが ひときわ華やかなダンスはもちろん一人だけニヤッと笑うのがツボでした✨ 104期の首席で歌もお芝居も良いのに もっと使われてほしいな~。 大好きと言えば ピップの幼馴染に扮した綾音美蘭ちゃん♡ いつの間にかしっとりしたお役が似合うようになっていて嬉しい驚き! 新公ヒロイン 回ってこないかなぁ… お芝居も歌もダンスも これだけのハイクオリティで見せてくる星組生の皆さん やっぱり誇らしいです☺️ 大満足の公演でした。 そうそう 昨年八月以来のBrilliaホールでしたが… なんと その時とまったく同じ席だったんです!こんなことってあるのね~👀 最後に お馴染み中本千晶さんの公演レポを貼らせていただきますね💖 改めて 思い出に浸ることができて嬉しいな。 星組公演レポート 『夜明けの光芒』⇨ ランキングに密かに参加中。よろしければポチッとお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月22日 11時13分06秒
コメント(0) | コメントを書く
[宝塚] カテゴリの最新記事
|