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カテゴリ:言語学
高校の同窓会でかつての秀才N君が私に放った言葉
「あの時数学を理解したという感じはなかった」 「えっ!」東大理系現役合格のあなたが? それ以来ずっとどういう意味なんだろうと謎であった。 ところが最近になってひょんなきっかけで謎が解けた気がしている。 新聞に載っていた今年の開成中学数学の入試問題である。 以下のことを知っていないと解けない。 三角形ABCのAB、ACの二辺に斜め横から交わる直線Dを引く。 AB・ACと直線Dとが交わった点をそれぞれx・yとする。 その時の三角形ABCの面積における三角形Axyの面積の割合を解く。 Ax/AB × Ay/AC=面積Axy/面積ABC ・・・I式 上記のI式を知識として知っていれば誰でも解ける。 そう!なぜ上記の式が成り立つのか?その証明が出来なくても 理解できなくてもである。 知識だけで説いているのか?理解した上で解いているのか? 東大合格者の多くが莫大な知識量だけで合格しているのであれば 日本の教育は改革していく必要があると思う。 ちなみに私は上記の式が成り立つことを説明できます。 おそらく、AIは莫大な知識量でもって問題を解くのであって 理解して問題を解くわけではないと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.04.14 01:06:09
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