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ソフィー色の海

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2018.06.23
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カテゴリ:言語学
https://www.youtube.com/watch?v=lYJ3dPwa2tI

↑オノヨーコさんの『Cut piece』という作品です。
舞台に観客を呼び寄せ着ているヨーコ自身の服を切らせる。その間彼女は身動きもしない。
この作品に関して「意味わからん
」とか「ちょっと頭おかしいんじゃない?」
と思う人もけっこう多いかとは思います。
もちろんそれはそれでOKです。
客観性を標榜する科学とは違って
事実は一つでも真実は人それぞれ。

私の場合、大学・大学院で少しは感性が鍛えられたと思っていて、
そこで学んだ一つに文学や芸術に対しては
「批判よりも受容。批評よりも鑑賞」が大事。
でも今の時代、その意味は他にも広がってきていると思う。

日本の教育って答えのある問題しか教えないじゃないですか。
でも社会に出たら答えのない問題で満ち溢れてる。
例えば落合陽一さんなんかは、これからの時代は感性を鍛えることが重要と。

で、冒頭の『Cut piece』に戻りますが、
私がまず感じたことは「その人が着ている服を切り裂くということは
その人の肉体を切り裂くことと同じではないか」という感覚でした。
そこからヨーコさんがこの作品で表現したいこととは何かが見てきました。





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Last updated  2018.06.23 14:39:22
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