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カテゴリ:言語学
https://www.youtube.com/watch?v=lYJ3dPwa2tI
↑オノヨーコさんの『Cut piece』という作品です。 舞台に観客を呼び寄せ着ているヨーコ自身の服を切らせる。その間彼女は身動きもしない。 この作品に関して「意味わからん」とか「ちょっと頭おかしいんじゃない?」 と思う人もけっこう多いかとは思います。 もちろんそれはそれでOKです。 客観性を標榜する科学とは違って 事実は一つでも真実は人それぞれ。 私の場合、大学・大学院で少しは感性が鍛えられたと思っていて、 そこで学んだ一つに文学や芸術に対しては 「批判よりも受容。批評よりも鑑賞」が大事。 でも今の時代、その意味は他にも広がってきていると思う。 日本の教育って答えのある問題しか教えないじゃないですか。 でも社会に出たら答えのない問題で満ち溢れてる。 例えば落合陽一さんなんかは、これからの時代は感性を鍛えることが重要と。 で、冒頭の『Cut piece』に戻りますが、 私がまず感じたことは「その人が着ている服を切り裂くということは その人の肉体を切り裂くことと同じではないか」という感覚でした。 そこからヨーコさんがこの作品で表現したいこととは何かが見てきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.06.23 14:39:22
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