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カテゴリ:言語学
意識とも関係の深い思考は言語を介してなされます。
その言語空間・思考空間は位相空間になっており、 位相空間論の連結の定理を満たしているというお話を 前回のブログでしました。 そして、物理空間も位相空間になっているが、 内的世界である意識空間・言語空間・思考空間との違いは 位相空間論の連結の定理は満たしていないということを お話ししました。その根拠に触れる前に、数学のお話を少し しておきたいと思います。 位相空間論は数学ですが、高校までの数学で習うことはありません。 高校までの数学は、代数・幾何・微分積分などですが、 高校で数学が得意だからと大学の数学科に進学すると後悔するかも しれません。なぜなら大学の数学には、計算や高校までの数学はいっさい 出てこないからです。それで失敗する学生さんも多いようです。 大学の数学は半端なく難しいです。 それは留年率に表れています。大学によって違いは多少あるでしょうが かなり留年するようです。大学の数学は抽象的で、もちろん 位相空間論も抽象数学です。高校までの数学を生かしたいのであれば 数学科ではなく物理学科を薦められるようです。 これは何を意味しているかというと、物理学と大学の数学である位相空間論との 接点はないことになり、位相空間論が物理学に応用されるという確率は ほとんどないのかもしれません。ましてや言語学に応用なんてさらに あり得ないこと。つまり『意識と意味と位相空間』という本の内容は そういったことへの挑戦でもあるわけで・・・ う~ん、そのまま埋もれてしまいそう(汗)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.01.26 20:29:19
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