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今日、お客さんが亡くなった。 前回に会って 『この頃何か具合悪くて、 ヤ○ルト飲みたいんだけど、なかなか機敏に寝間から玄関に出て来れなくて 応対できなくて悪いわね。』と言いながら 月極に変更してくれてから何回お届けをしただろう? 2回お届けして、翌週娘さんから『母、入院したんで。。。』と知らされた。 1回目のお届けの時、待っていてくれて 『何だか、黄色くなっちゃって(黄疸) 連日検査やらで大変だったけど今日は幾らか具合がいいのよ』 と歩いて私の所まで商品を貰いに来てくれた。 あっ本当、この間の時より黄色具合が薄くなってる。具合良さそうですね。 なんて冗談を言いながら道端で笑い合って。 2回目の時はお留守で、3回目の時は娘さんが応対してくれた。 2回目をお届けする前に入院したらしいとのことを知った。 お子さん達は、みんな20歳を少し越えたくらい。 弟さんなどは、イケメンで、いつも装飾品をチャラチャラさせてたから もしかすると、20歳いってないかもしれない。 お客さんも50歳を少し越えてくらいの方でした。 今日いつものように家の前にバイクを停めると 沢山のお客様の気配。 ふと見ると、皆さん黒の正装で。自分の目を疑った。 信じられなかった。 中で、あの息子さんがお客様の対応に追われてた。 目が合って 『お母さん?』と口を動かすと 息子さんが『はい』と口を動かし、ペコリと会釈をした。 無条件でドッと涙が落ちそうになった。 ウチのお兄ちゃんと幾らも変らない年齢なのに 健気にしっかりと 自分の母の死を受け止め、対応をしてる。 亡くなったお客様に敬意を込めて 遠くから深く一礼をして、そこを後にした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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