夢の世界へ

　

仕事がら、色々な人と出会える微生物です。
そんな人達に沢山の元気を貰っております。
そんな元気の素のお裾分け。


お客様の中に御年９４歳のお婆ちゃんがいます。

彼女、お子さん４人を立派に育て上げ

８６歳の時に宮崎から東京に出て来たのでした。

華のお一人暮らし。

彼女曰く

『もっと若いときに東京に来たかったのだけど

　昔はなかなか東京に出ていくというのは大変なことで
　　　
　やっと東京に行くことが気軽に出来るような世の中になったからね』

それにしても、８６歳という高齢にして

自分の夢を叶えるべく、

遠い宮崎から単身で東京暮らしとは凄い(◎_◎)

『でも、この頃少しこの頭がダメになってきてね、

忘れものが多くなってきてサ。嫌ンなっちゃうね』と

自分の頭をポンポン。

それでも、このお婆ちゃん

単独で支払いも買い物も所要もやってのける御年９４歳。

去年は、近くから今のお家にお引っ越しまでされていた。

若くても引越しに掛る労力は大変な物なのに、何食わぬ様子。

それに加え、お婆ちゃんの嫁が暫く手伝いに来てた。

いつもはシャキシャキ面白いのに

お嫁さんの手前、カヨワイ婆さんを演じてる。

そのため、お嫁さんが心配してテキパキ動くことといったら。。。

そのカヨワサに私まで心配したくらいだったけど

引越しも落ち着いてお嫁さんが帰った途端

元のユーモアたっぷりの可愛いお婆ちゃんに戻った。

とんだ狸である。

『私は今年９５歳になるけど

　　あんた（微生物）とは、いくつ違いかね？』

え？　えーっと。。。５２歳？

ひゃ～～～～５２歳の年の差？！　すっごい年上の大先輩だ～！

私も、大分、年をとったものだと思っていたが

そんなこと思うのも恥ずかしい。

若さの秘訣は？


『一昨年、92歳で長年趣味で書いていた俳句で最優秀賞をとって

　　全国誌に紹介されたんだよ。』

『今は生活が大変で、出来ない夢も

　　諦めずにいれば、いつかは出来るときが来るさ。

　　あんたの夢は、やりたい事はなんだい？　頑張りなよ。

　　そのやりたい事をやるために、今を頑張りなよ。』


ははぁ、これが若さの秘訣だな。

さてさて、私も負けないように頑張らなくちゃな。

s(・｀ヘ´・;)ゞ