夢の世界へ

お兄ちゃん18歳、お姉ちゃん16歳。

なんかここに至って私の教育って？？？って考えることがある。

今日、お姉ちゃんが学校から7時を回っているのに帰ってこない。

6時間授業の後、部活あったにしても遅すぎるだろう？！

これがお兄ちゃんなら、携帯電話にバンバン連絡を入れるのだけど

あいにくお姉ちゃんは『携帯電話が欲しい』と、今時言わない変わり者なので

持たせていない。

連絡の取り様がない。　探し様がない。

学校に電話をしてみたが、部活もとうに終わっていて顧問も担任も帰ったとの事。

いや～、困った。

どうすりゃあ良いんだ？

外は雨がザアザァ降っていて、真っ暗の闇夜。

今の御時世、何があるか分からない。まして女の子である。

取り敢ず、レインコートを着て探しに行くしかない？

レインコートを羽織ったところで、ちょうどお姉ちゃんがずぶ濡れで帰ってきた。

勿論、怒る・怒る・怒る。

何で遅くなるなら何故連絡を入れない！

『ハイハイ、ハイハイ。』。。。むかっ！返事は１回ヽ（｀Д´）ノ

４回も６回も８回もしたって、無駄。

『先輩にマックでご馳走になってました』との事。

微生物さん、第6感ピンと来る。

『先輩って女？男？』

やはり、男の先輩だって。

『あんた、彼氏居るのにやばいんじゃないの？』

『別に先輩と付合ってる訳じゃないし、マックで一緒に食べただけだよ。

それに彼氏は高校が別々になったから、特に会わなくなったし連絡もないし

そのまま別れるかもね。』

確かに中学の同級生の彼氏って、友達感覚だから

女友達と違って別の高校に行ってからも付合い続けるって難しいだろうなァ。

でも、その別れそうな彼氏の近所での評判良かったんだけどなァ。

本人は全く気にしてない様子なので、まあ、いいかぁ～。

『遅くなるときは何が何でも電話入れなよ。分かった？』と脅しといた。

どうやって？と聞くので

『頭使え。

学校の職員室の電話・公衆電話・一緒に居る奴の携帯電話もしくは

帰路、自転車で10分も掛らないんだから帰ってくれば？（無理かも？）』

一括しといた。

携帯電話あると便利なんだけどネ、でもどうしても欲しいと言うまでは与えない。

お姉ちゃんも不便だろうけど、母も不便だけど

昔は携帯電話なくてもどうにかなった。（どうにかした。）

行き詰るまでお互い苦労しましょうね。