My おデブCat なつ☆

8月はただでさえ更新が少ない上に、更新するたび暗い話に
なってしまい、すみません・・・

実は今日、また道端で行き倒れていた猫を見てしまいました。
最初は、暑いので寝そべっているのかと思いました。
身体の大きな猫だったから、体力的に弱そうには見えなかったし。
ただ、近づいて確認するのはなんとなく不安だったのです。
そのときは、やや遠目に見ながらも、そのまま通り過ぎました。

でも、やはり気にかかって仕方ありませんでした。暑いのに、
その子はわざわざ日の当たるところで横たわっていたからです。

どうしても気になって、またその場所に戻ってしまいました。
その子は相変わらず、同じ姿勢で横たわったまま・・・

まさかとは思ったけれど、これはやっぱり最悪の事態かも・・・

怖くて近寄れなかったけれど、完全に離れることも出来ず、
遠くから道行く人たちの反応を確かめずにはいられませんでし
た。気づかずそのまま通り過ぎる人もいたけれど、たいていの
人は一度、立ち止まり、じっと見て、でも、結局皆、そのまま
立ち去って行きました。

ひとり、かなり長い間、立ち止まって猫の様子を見ていた人がいた
ので、私はその人に声をかけようとしたのですが、私自身、なにせ
だいぶ離れた距離から様子をうかがっていたので、声をかけようと、
そこに行くまでに、その人も立ち去ってしまいました・・・

また猫の近くまで来ると、やはりもう息はしていないようでした。
一見したところ、外傷はなかったので、熱中症にかかってしまった
のかと思いましたが・・・

猫が倒れていたのは、雑居ビルのお店の前。日曜日だったので、
お店は閉まっていました。その子は首輪をしていました。だから、
どこかの飼い猫なのでしょう。でもまわりは飲食店ばかりだし、
そのほとんどは閉まっていて人通りも少なく、誰にどう助けを求め
ていいのやら、途方にくれてしまいました・・・まして自分の地元
ではまったくない場所だし・・・

両国ですよ。私、お相撲のチケットを買って、散策するために来たのに・・・

友達と、香港から里帰りしている知り合い一家とランチをした後、
彼らと別行動をしている時に、遭遇してしまったのでした。

結局、食事をしたホテルに戻り、フロントで保健所の電話番号を
調べてもらい、また現場に戻りました。もうあの子の死体がない
ことを内心願いつつも、やはり、その子は変わらずそこに横たわって
いました。

飼い猫のようなので、私がこのまま保健所に電話してしまうと、
飼い主さんが知らないまま処理されてしまうことになってしまい
ます。でも、この暑い中、たとえもう生きていないとはいえ、
やっぱり見過ごせませんでした。保健所に電話しても、引き取る
だけで埋葬してあげられるわけではないのだけどね・・・

しばらく待って、近所の人、数人に、飼い主さんを知っているか
どうか、たずねましたが、知らないということでした。ただ、雑居
ビルのあたりで、時々見かける子だったというのは聞きました。
多分、雑居ビルのどこかの人が外飼いしている子なのだと思います。
でも、日曜日だから飼い主さんは来ていなかった・・・

そのビルの入り口の脇に猫が一匹いて、私がビルに入ろうとしたら、
私の方をじっと見ながら、すがるような声で鳴いてきました・・・
多分、死んじゃった子の友達か、親子？

耳カットがあったから、去勢か避妊手術されているのでしょう。
だとしたら、このあたりでお世話している人がいるはず・・・
と思って、可哀想だったけど、その子のことは何も構ってあげ
られず、その場を離れました。

猫は午前中からすでに横たわっていたそうです。私は気づかな
かったけど、出血していたそうです。私が来た時は午後2時過ぎ
だったので、すでに血は乾いていたようです。事故に合ってし
まったのでしょう・・・

結局、私は保健所に電話をして、引き取りをお願いしました。
そんな前から横たわっていても飼い主さんは来なかったし、
もし、後から飼い主さんが探したとしても、ご近所の方たちは
事故に合ったことを知っています。私も、ご近所の方たちには、
保健所に電話をしたことを伝えたので、ご近所経由で飼い主さん
にもいずれわかることでしょう・・・

・・・

行き倒れの猫を見つけてしまうなんて、そうあることではない
と思うのに、今月になってこれで2度目です。私は普通に歩いて
いるだけなのに・・・

生きるために人間に救いを求めてくる猫たちはいるけれど、
私の場合、死にかけている子か、すでに死んでしまった子の魂
に呼ばれてしまうのでしょうか？？「見つけて欲しい」って・・・

道端で死んでしまった子にも手を合わせて、冥福を祈りました。

・・・

姫ちゃん亡き後も、キジ母とキジ彦は元気に裏にやって来ます。
この子たちの姿を見ると、ホッとしますよ～！

キジ母とキジ彦のツーショット。


こうして見ると、二匹、似ているようでも、やはり違いが
わかりますよね。

そして、久々、なつです。

いつもボロボロのダンボール箱で寝ているので、寝場所用に
桧の箱を買ってきてあげたのですが・・・

桧の箱よりビニール袋ですか！？


入ってはくれたものの・・・

数分しかもたず！

友達曰く、
「なっちゃんには小さすぎるんじゃないのぉ？」

たしかに・・・でも、桧って良い香りなのにね。