カテゴリ:着物
昨日は、昨年4月から通っていた服飾文化研究会の
着付け初級講座の最終日でした。 月2回、全24回の1年コースでしたが、1年なんて 本当にアッという間でしたね。 ここに通い始めた時は、まったくの着付け初心者で、 毎回、毎回、ひとより遅れをとっていました。 初めて名古屋帯で太鼓結びを習ったときなど、 自分の背中で結ばなきゃならないことに、さっぱり 頭と手がついていかず、正直、泣きたくなりました。 昨日は45分で最初から最後までひとりで着て、帯を 締め、先生のチェックを受け、最後に会の副会長さん からひとりひとりに修了証書が手渡されました。 途方にくれた時もあったけど、1年通えばなんとか 二重太鼓まで結べるようになるもんですね。 服飾文化研究会の方はまた4月から、今度は中級講座 へ通うことに決めました。 さて、正直、月2回の教室ではついていかれない私は 9月からは日本和装の無料着付け教室にも通いました。 こちらは週一で、全15回の4ヶ月間コース。こちらの 教室では、きれいに着るコツを学べたのが良かったです。 そしてこの前の木曜日は、日本和装の修了パーティでした。 朝から雪がちらついて、ちょっと心配でしたが、出かける 頃には雪はやみ、着付けの方もなんとか無事済ませ、 パーティ会場へと向かいました。 出席者は300名ほどだったそうです。300人の着物姿が 集結するって、なかなか迫力(!?)ありますね! お料理はこんな感じ。 しばし歓談の後、全員参加のファッションショーが 始まりました。この中から着物クィーン1名を選びます。 ファッションショーは、ちょうどメイン料理が出されたときに 始まり、音楽もチャカチャカしたユーロビート(死語??)で せわしないったらありませんでした 300人もいるから、早く早くと急かそうとする主催側の意図が モロに感じられます。うるさいし、着物にはまったくそぐわない 音・・・ 今時の傾向なのか、パーティといっても、けっこう渋い色の 着物が多く、華やかな柄や色の着物は少なかったように思い ました。年齢層は幅広かったとはいえ、若い人たちもかなり 多かったにもかかわらずです。 その証拠に、着物クィーンの最終審査に残った5名(だったかな?) は皆さん、黒とか茶色とか暗めの濃い色で、遠目から見たら 色無地にも見えました。 唯一、クィーンに選ばれた女性は柄物でしたが、グレーっぽい 渋い色の花柄でした。個人的には、私も渋めの粋ゴージャスな 感じは好きです。ちなみに着物クィーンに選ばれた女性は、私 とは別クラスでしたが、先生は同じでした。だからテーブルが 近くて、クィーンに選ばれる前から、着物と帯のコーディネート が素敵だし、きれいなひとだなぁと思って見ていました。 ファッションショーの後は、ジャンケン大会で、協賛メーカー さん代表とジャンケンをして、勝てばそのメーカーさんの帯や 反物がもらえます。賞品の帯や反物も、シンプルな柄がほとんど でした。その中でゼブラ柄に似た帯が欲しかったけど、ダメ、 どれもこれも勝ち残れませんでした~ 同じクラスで親しくなったひとりは最後に、老舗の染めのメーカー さんの反物を当ててましたよ~!うらやましぃ・・・ 肝心の着物姿ですが・・・ 日本和装の先生方。 この日の主役は生徒たちだから、先生たちは淡い色で抑えたの でしょうか。さすが先生方、着姿がきれいです。 この日はやりなおすことなく1回で着れました! しかし・・・ 帯がなかなかまっすぐきれいにいかず、何度も やり直す羽目に。そういうときは、何回やっても うまく出来ないもの。結局、曲がったままです・・・ しかも気がついたら、お太鼓がけっこう下になって いました。下で締めると粋な感じになるとはいえ、 私の場合、背が高くないし、この帯、けっこうお太鼓 が大きくなるので、下の方だとバランス悪いのです う~む、しかし何事も経験ですね! (なんというまとめ方だ・・・) 手にしているのは修了証書。 修了証書と皆勤賞。皆勤賞は文香でした♪ なんだか慌しく終わったパーティでしたが、 楽しかったです。 どちらも初級講座を終え、ひととおり着られるようには なったので、あとは、これから着付けることに振り回さ れず、着こなれたいと思います。 着物を着るのがどんどん楽しくなってきました♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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