|
|
|
May 12, 2009
テーマ：とにかくオーストラリア(651)
カテゴリ：旅
夜からはライブを観に、NewtownにあるThe Vanguardという
ライブハウスに出かけました。 初めて行く場所だったので、バスの運転手さんに 通りの名前を伝え、着いたら教えてと頼んだら、 その通りは「知らない」と。 知らないって、毎日、通ってるところじゃないの？？ 目印になるものは？って逆に聞かれたので、大学の 近くと言ったら、大体わかるけど、でもその通りは 知らないと言われました。 んもぅ～！日本じゃありえないよ、この対応！ まあ、バスの運転手さんにしてみたら、住所を言った ところで知らなくたって、自分はタクシー運転手じゃない んだからってことでしょうね。 でも、まあ大学が見えたら降りて歩けばいいやと思い、 とりあえずそのバスに乗り、なんとか無事に、目的地 まで行くことが出来ました。 ライブが始まるまでには、まだ時間があったので、 どこかで軽くごはんでも食べようと思い、ライブハウス のある通りをずっと歩いていました。 すると突然、名前を呼ばれ、振り向くとそこに立って いたのは、思いがけず、私がとても気になっていた ある日本人女性だったのです。 昨年、亡くなったオーストラリアの友人の彼女でした。 彼の死を知ったとき、私は彼女のことがずっと気になって いたのですが、彼亡き後、連絡のつけようがなく、 それこそ本当に偶然に頼るしかないと思っていたのです。 彼はチャーチの大ファンで、この日は、チャーチのメンバー 二人のジョイント・ライブでした。私は彼のことを思い出し ていたけれど、彼亡き今、彼女がひとりで来るとは予想も していませんでした。彼女にとっては悲しすぎると思った から・・・ 思いがけない再会でライブが始まるまで、私たちはこれまで のことをたくさん話しました。彼女は彼の話が出来るように なるまで元気になっていました。 チャーチのライブに来ようと思ったのは、彼らは彼が残して いった形見のようだったからと、彼女は言いました。 彼は本当に熱心なファンだったものね。生きていたら、この日 のライブだって絶対に来ていたはず・・・ 今日だって来ていると思いますよと彼女は言いました。 そうだよねと、私も思いました。 彼女にまた会えて本当に嬉しかったし、何より元気になって くれて本当に良かった！安心しました。 そして今度こそ、お互いの連絡先を交換し合いました。 ・・・ 近くのカフェで話し込んでいたため、ライブハウスに 戻ったときにはすっかり満席に。１階の後ろの方で見て いたら、彼女の友達が、はるばる日本から来たのだからと マネージャーに掛け合ってくれたらしく、マネージャーが 来て、私のために2階の一番前の席を取ってあるからと、 教えてくれました。 彼女にも友達にもマネージャーにも感謝だわ～  メンバーふたりによるライブも楽しめたことは言うまでも ありません！ ハプニングも、悪いことばかりではなかったのですよ♪ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[旅] カテゴリの最新記事
|
|
