カテゴリ:着物
日本和装の「おしゃれ江戸小紋の会」に参加しました。
とても人気のセミナーだったらしく、一日延長したそう です。 染師、加藤伍平氏による伊勢型紙彫師で人間国宝の中村 勇二郎氏のお話は、なかなか心温まる良いものでした。 江戸小紋の模様や柄が出来るまでの工程といったら、 本当に気が遠くなるような細かさですよね! 中村氏は模様を彫る小刀から、まず自分で作って いたのですね。その数、4,000本だそうです! 私は鮫小紋と、角通しもどきを持っていますが、 いやぁ、いろいろなバリエーションがあるのですね! 人間国宝の方の彫った型紙で染められた江戸小紋の 数々・・・とても目の保養になりました! 型紙は何回か使うと、もう使えなくなり、ましてや 中村勇二郎氏はすでに亡くなっているので、もう 同じ柄は出来ないそうです。1点、もしくは数点もの ばかり。なんだか、ちょっと切ないですねぇ・・・ 今回も気に入った反物があれば、巻き巻きして くれます。そりゃ、人間国宝、上等な伝統工芸品です もの~。巻かれて悪い気はしません。その後のセールス は、もう逃さないぞとばかりに、なかなか離してはくれ ませんが、私はけっこう慣れたというか、売る側との 駆け引きみたいなやり取りも意外と平気かもしれません。 それより、普段目にしたり、触れない作品を見られること が楽しいので、売り込み激しいのはわかっていても、 興味持てるものには、出来るだけ参加しています。 あと今日は、参加者全員に帯締めと帯揚げのセットが ついたのでした~♪ 今日も着物で参加したのですが、着物参加の人は少なかった です。暑さのせいかなぁ~? 行く途中、電車の中で年配の女性に声をかけられました。 最初は、もしや、うわさの「お直しオバサン」か?!と マジにドキッとしたのですが、逆でした。 とても素敵ですね、きちんと着ているしと、こちらが照れる ほど褒めてくださったのです。なんでもその方も若い頃には よく着ていらっしゃったとか。 褒めていただいて、素直に嬉しかったけど、でも、私、まだ 本当に細かいところがダメダメなんですよ・・・ その証拠に、和装の会場に着いたら、先生方の着姿はやっぱり キマッていて、自分の着方がなんだかだらしなく見えてきました ・・・ 私の巻き巻きを担当して下さった先生に、帯揚げの処理がうまく 出来ないとチラッと話したら、先生が直してくださり、そこから 衣紋や帯やシワ取りなど、結局、あちこち手を入れて、直して くださったのでした! 自分ではここが気に入らないと思っても、なかなか直せないんです。 でも、先生がちょっと手を入れて下さったら、なんだか本当に すっきり見えるようになりました。 ところで、私は非常になで肩なんだそうです。そんなこと 今まで一度も思ったことなかったので意外でした~ ということは、まさに着物体型じゃん?? 今日の着物は、やはりポリの単衣。大島調です。 柄のアップ。 大きすぎるお太鼓が気になってました・・・ 直してもらったら、この通りキュッとなりました! 早く自分で納得いくように着られるようになりたいです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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