カテゴリ:着物
今日より10度くらい暑かった真夏日の昨日、夏着物の
着納めに、大相撲9月場所のチケットを買いに、両国 まで行ってきました。 別にチケットぴあでも買えたんですけどね。せっかく 着物を着たことだし、ちょっと遠出もいいんじゃないかと。 そして国技館でチケットを買った後は、お隣りにある 江戸東京博物館に寄ってきました。 特にイベントはチェックしていかなかったのですが、 タイミング良く、やっていたのは、「江戸東京ねこづくし」 という企画展!猫好きとしては、もう見るしかないでしょう! 特別展示の方も、世界初公開、「写楽 幻の肉筆画」と、 これまた興味をそそる内容で、両方共、見てきました。 「ねこづくし」展の中でおもしろいもの発見! いや、もしかしたらとっくに知られているのかも しれないけど、私は初めて知りました。 これです↓ その名も「猫じゃらし」 明治か大正時代だったか忘れたけど、男性の 帯結びのひとつだったそうです。 展示の外には、現在の東京都の野良猫の現状や殺処分数 の移り変わりなどのデータのパネルも展示されていて、 古き良き時代から、一気に現実のやりきれなさを突きつけ られる思いですが、それだけに動物愛護を訴えなければ ならない切実さが伝わってきました。 さて、江戸東京博物館に来たのはこれで3度目ですが、 自分で着物を着られるようになってからは初めて。 いやぁ、今まではスルーしていたような展示物に 目が行くようになりましたよ。 たとえば・・・ 江戸っ子の好んだ意匠とか・・・ 江戸時代の浴衣地とか。 他に当時の着物も展示されていました。 版画の中の美人の着物も気になります。 こちらは江戸ゾーンを代表する展示物。やはり目を惹きます。 企画展の「猫づくし」、常設展、そして最後に特別展の 写楽の肉筆を見てきました。 特別展はやはり人気のようで、けっこう混んでいました。 一番の売りの写楽の肉筆は、扇に描かれた男女像だけでしたが、 歌麿や、北斎他の浮世絵も良かったです。 繊細な線に淡い色彩、特に美人画は粋で色っぽさが滲み出て、 なんか見惚れてしまいました ・・・ 着納めに来たのは先日と同じよろけ縞の着物に紅型の帯。 衿が立ち、半衿にうねができ、襟元が浮かび、背中心が 曲がるという、目立つところに4重苦を抱え、いまだ着付け に振り回されております~ とはいえ、今年、夏着物デビューし、予想以上に着れたので、 来年は、もっと上質な夏着物が欲しくなりました。 あ~、でも、反面、すぐに洗えるポリだから、惜しげもなく 着れたのかなぁ?? いずれにしても、来年になったら、また 新しい夏着物が欲しくなることは間違いないでしょう! あと、こちらも予想に反し、大活用した二枚歯の下駄。 最初は玄関の置物にしかならないと思ったけど、履き慣れて きたら、なんか麻の草履より気に入っちゃって・・・ おかげで、すでに先っぽがはげてきてしまいました~ この間まで夏着物、暑くてどうしよう~なんて言っていたと 思ったら、もう着納めですもんね。季節はあっという間に 過ぎていきますねぇ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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