カテゴリ:着物
今日は、私が着付けを習っている服飾文化研究会
主催の「きものと女のくらし展」を見に行ってきました。 場所は北鎌倉の古陶美術館。 古民家を移築した建物が会場です。とても趣きがあり、 着物でお出かけするのにふさわしい場所です。 今日は肌寒く、朝から雨でしたが、どうしても着物で 出かけたかったので、雨が止むのを待って、午後から 出かけました。 展示は5つのテーマに分かれていました。 「女の部屋」では、きものを仕立てる様子が再現されて います。仕事するお母さんの傍らには、布団に包まれ桶に 入った赤ちゃんが。えいずめといって、仕事をする母親が 子育てに使ったそうです。赤ちゃんのおしめを替える変わり に、桶の下には藁をしきつめていたそうです。 "メルヘン"きつねの嫁入りの一部。 幻想的 明治期の婚礼の様子をきつねの嫁入り風景にかえて。 帯にみる美意識 見とれていて、写真を撮るのを忘れました~ 大正時代~昭和初期(だったかな?)の帯が展示され、 いやぁ、本当に今見ても、締めてみたくなる柄がたくさん。 丸帯も多く展示されていました。 こどもの城 昭和初期くらいまでの子供の着物を展示。 銘仙とかカラフルな子供の着物がとても可愛かったです。 この展示用に作ったものかと思ったら、寄付によるもので すべて当時のものだそうです。すごい! きものに描かれた模様。 こちらもまた、帯同様、とても目を楽しませてくれました。 まあ、帯と違うのは、ほとんどの柄が鮮やかで大柄、 今、着るのはむずかしいけど、絵として飾って眺めていたい! ティアラと薔薇 蛇の目と蝙蝠 男の長襦袢 大島紬、昭和10年代とあります。クールな胴裏ですねー! 他にも何枚か男物の長襦袢が展示されていました。 どれも渋くて、かっこ良かった! あと中では、新品の大島紬の反物と、リサイクルの着物と 帯を少し販売していました。リサイクル着物は、サイズが 合えば、とてもお買い得で良いんですけどねぇ。 今の平均サイズより短いものがほとんどなので、むずかしい ですね・・・ 外庭では、着物の洗い張りと伸子張りの実演がありました。 板張り風景。 板張りは主に木綿、麻、銘仙で、絹物は、伸子を使ってしわを のばす伸子張りだったそうです。 伸子張り。 両端に針が出ていて、その針を生地の両端に刺し、生地が 縮まないようにしています。 風情豊かな場所で着物の歴史に触れてみる・・・ 着物好きにはたまりません! 開催は明日の午後4時まで。 どうぞ着物でぜひ、お出かけしてみてください。 帰りの北鎌倉駅は、着物率が非常に高かったことは 言うまでもありません 今日は雨が心配だったので、ポリの着物でいきました。 (模様は猫柄です♪) 帯は昨日、引き取ってきたばかりの駒つながりの名古屋。 まだ硬かったけど、締めやすい帯でした♪ 遠目に見るとハート柄みたい? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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