当たりました。の巻。
『陽気なギャングが世界を回す』試写会に行ってきました。ほぼ毎日試写会情報サイトをチェックして、手当たり次第応募しまくってる割に、半年ぶりくらいの当選です。そして折りしも今日、グッドなタイミングで、図書館で予約していたこの原作(著/伊坂幸太郎)が手元に!大沢たかお×鈴木京香×佐藤浩市(×松田翔太)なんて、確実にどっかで見たことありそうな組み合わせだよな~とか思いつつ・・。4人は自分たちの持つそれぞれ特殊な、日常生活では到底役に立たなさそうな能力を駆使して銀行強盗を繰り返していた。ある日、いつものように銀行からまんまと大金をせしめた帰り道、本物のギャングたちにその大金を横取りされ・・ていう大まかなストーリー。中々面白そうなプロットではありませんか?えぇ、面白かったです。最初から最後までテンポよく(つーか情報量が何だか凄い)、映像もCGもとっても凝ってて飽きないし(まぁ多少安っぽいシーンもあったけど)、脇役も地味に豪華で(松尾スズキもちょこちょこ色々出てんなぁ)、まさに痛快。あっという間に終わって、あはは~おもしろかったね。て言い合える作品だったと思います。が。穴もいっぱいありました。まず、劇場じゃなくイベントホールでの上映だったからかもしれないけど、セリフが聞き取りにくーい!予習しておかなきゃ名前さえうやむや。成瀬(=大沢たかお)のことを何で「なるさん」と呼ばせるわけ?聞き取れないっちゅーに。「ジャンガリアンハムスター」とかも怪しかったし。随所結構小ネタ満載だっただけに、聞き逃してるところがもっとありそうだ・・登場人物は何だか皆格好良く、可愛く見えました。やっぱり映像が綺麗だったのかな~ビジュアルは皆とても良かった。でもあと一押し、何かが足りないのよ~大沢たかおは、別に今まで大して興味なかったけど、凄いカッコいいと思った。派手なシャツ姿も身のこなしもスマートで絵になってたけど、キャラが弱ーーーい。リーダーだからあえて1番普通の人っぽい役柄だったのかもしれないけど~感情移入出来ない主人公ってどーなのさ。鈴木京香もとっても可愛かったけど、この役も、もっと広げられたんじゃないかな~体内時計をもっと駆使しよーよ。佐藤浩市の金髪は思いの他違和感なかったし、松田翔太とのコンビは良かったね。あとはトリックね。結局黒幕の正体はヤツだったわけで、でもそこに辿りつくまでに裏の裏の裏の裏くらいまで斯いていて、・・てことはあの時のあの人のあのセリフはこーゆーことだったのか~なるほどっ!ってすぐに結び付かないのよー!つまりややこしいのよ~~最後の最後で種明かしされて、あぁぁ全てがつながったぁぁ!っていうあの爽快感がないのよ~~まだ理解し切れてないシーンが割とあるのよ~~うやむやうや。まぁ原作を読んだら色々スッキリするんだろーけど・・邪道なやり方よねぇそしてあの象とキリンの謎解きは何の意味があるのっ??それとも意味なんて求めちゃいけないってのっ???更に言うならば、何であんな中途半端なラブシーンを・・・いらんて・・そんな感じで、全体的には良かったけども、随所に「ん??」て取っ掛かりがありました。多分原作がとっても面白いんでしょう。早く読みたいわ。今日は10時から、部活のOBさんの会社で軽くバイトして、それから大学で授業を受けて、試写会に行って、お好み焼きを食べに行って、サイゼリアでデザートを食べて。っていう、思い出しても中々ハードな1日でした。でも最近、1日に何個も予定を入れたりとか、朝早くから何かに取り組むとか、今までやったことない事をやったりとか、そーゆーことに抵抗がなくなってきたわ。もああくてぃぶ、もあたふ!