我が家がシックハウス?! vol.7
3/3昼間 再び自宅に戻る。ユニットバスだけ、未だにオカシイ。明日には帰れるかな~、と換気経路を変えて仕事へ・・。実家だと料理が美味い。母に感謝。ついつい お腹一杯食べて、「食いすぎた~。」とばかりに寝っ転がってTVを見る。つかの間の幸福。その夜、大家さんから電話が掛かってくる。実はペンキ塗装は まだ途中だったらしく、今日仕上げをやったとか。ビニールが残っていたのは途中だったかららしい。いやいや、途中だったら余計に換気しなくちゃダメだろ・・、乾かなかったら仕上げも塗れないだろうに。深夜頃、再び自宅へ。おそらく塗装の仕上げをして、締め切っているんだろうと思い、あえて601を換気しに行く。この部屋が元に戻らないと、いつまで経っても家に戻れないからだ。危険を承知で、再び特攻!案の定、密封状態。ユニットバスの窓を開け、ベランダも開ける。この時 外は雨。東京でも積雪が続く、と話題になった最初の日。全開は出来ないな、どれくらい開けるのが良いか・・。と、考え立ち止まり、うっかり息をしてしまった。酷い臭いだ・・。帰り際、コンビニに寄る。この気だるさをジュースで潤すか、甘い物でも食べて安らぐか どっちにしよう、と考えながら立ち読みすること数分、・・・なんか気分悪くなってきたぞ。甘い物 食べられる状態じゃないな・・、と そのまま帰ることにした。信号待ちが、辛い・・。胃の中が気持ち悪いというか、食道と胃の内壁に変なクリームでも塗られたかのような不快感。夕飯で食べた物が全部 砂か泥水だったんじゃないかと思うほど、吐き出したい、洗いたい、っていう気分。吐き気とは違う、・・新しい感覚だった。そういえば601で感じた臭いは、ここ数日のトルエン系の臭いとは違った。 新しい化学物質に対する症状か・・?実家に着く頃にはダルさも強くなってきていて、水を飲んだり うずくまって溜め息をついたりを繰り返す状態。とりあえず薄めよう、と思って水を500ml以上飲んだが 全く変化がない。そして ひたすらゲップが出る。チョコレートがあったので食べてみると、甘みが まるで感じられない・・。ブラック・チョコだけど、もっと甘かったはずだ・・、と思い、やっぱり吐こう と決心する。どうにも お腹の中に入っている物が気持ち悪いのだ。重たいし・・。それで無理に指を突っ込んで吐いてみる。しばらくは今さっき飲んだ水しか出なくて、また指を突っ込んで繰り返し吐いてみる。夕食の固形物が出だしてから多少 楽になるが、まだまだ・・。さらに5,6回 吐いたところで、「あ、治った!」と突然 楽になった。胃や食道に感じていた不快感が洗い流されたようで、体調もウソのように完全に元に戻る。”生きてるってスバラシイ”とか変な事を考えてしまう程の余裕っぷり。普通、気持ち悪くて吐いたりしたら、その後も まだ暫らくは辛いだろうに・・、何なんだろうか これは。また水を少し飲み、「吐いた分、また体重減ったな~」とか思い、再びチョコレートに手を伸ばしてみた。そして笑う・・。今度は ちゃんと甘い。「ブラックって言っても やっぱり甘いよね~」と、つい声に出してしまう程、気分爽快だ。やばくなる前に吐くっていう技術も、体育会の呑みの席で覚えたことだ。またしても、体操部に所属していたことに感謝。他の過敏症の人は、こういう回復術を持ち得ないから辛いままなんだろう。吐く技は ともかくとして、回復術を色々 広めていきたいものだ・・。シックハウス・カウンセリング.com