「風の王国(初冬の宴)」毛利志生子
実は私このシリーズ気になって、本屋さんで次の本の最終ページをチラ見してしまい、先が読みたくて仕方が無い状態です。この本の表紙の二人なんかいいね。リジムと翠蘭の夜のお散歩。もう、本当にたわいのないことだけど幸せなのがかわいい。今回は、ケネス(リジムの友で、ガルの妻の弟(他国の王族)),ツェンニャ(ガルの息子),ロナアルワ(領主の娘)、などが新たに登場。朱瓔とサンボータの婚約式や議会や聖寿大祭の準備などで城は来客だらけで慌しいです。今回はラジムが主役かな。婚約武の武道大会に出ることになってします。ラジムは剣とか乗馬が苦手。でも、最近はがんばるっています。子供心に大人の噂を聞いて(リジムは赤ちゃんが男の子をだったら、王にしたいはずでは?など)心を痛めています。ツェンニャは無口で何でも出来る子ですが、家臣としての対応をとり、ラジムは苦手。ツェンニャも本当は普通の子供みたいに父に褒められたいとおもうのですが、甘えべたなのです。大会でも、わざと負けてラジムは悲しみ夜具の中で泣き篭ってしまう。そして翌朝、ラジムはお城を抜け出して家出してしまう。どうなっちゃうんでしょう?ラジム←ツェンニャ←ケネスが後を着いていってますが。ケネスが曲者らしくって、ガルがすっごいつっけんどん。リジムはケネスに一目おいているみたいですが。はー早く次読みたい。