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カテゴリ:宝塚歌劇
メインキャスト
吉村貫一郎 望海風斗 しづ/みよ 真彩希帆 大野次郎右衛門 彩風咲奈 松本良順 凪七瑠海 土方歳三 彩凪 翔 斎藤 一 朝美 絢 沖田総司 永久輝せあ 近藤 勇 真那春人 谷三十郎 奏乃はると 原作ファンでもあるワタクシ。吉村貫一郎が登場しただけで、もう先まで見越して涙が…。 だいもんの吉村は腰が据わっていて、弱そうに見えて実は凄腕、を見事に体現。南部弁が良い味わいで、南部藩チームが出てくると空気ががらりと変わる。 さきちゃんの大野次郎右衛門もすごく良くて、切腹を言い渡してから翌朝吉村を見つけるまではもう涙なしには観られない。 きほちゃんのしづは健気で、切なかった。 新撰組チームは、近藤局長、鬼の副長、総司と斎藤一のバランスが良かった。伊東甲子太郎(煌羽レオ)の嫌味な感じ、谷三十郎の剣の腕はさっぱりだけど悪知恵だけは働く感じなんかもよく練られているなと感じた。群舞もかっこいいし、流石和モノといえば雪組。 しょうくんの歳三、鬼のようにかっこいい。「めんどくせえ、ああめんどくせえ」がワタクシも癖になりそう。まなはるの局長は、学とか権威に弱い近藤をうまいこと表現してたと思う。 あーさの斎藤一がもう、のたうつほど素敵だった。だんだら羽織も軍服もよくお似合いで、かっこいい。吉村が新撰組に入ったときに斬りかかるところと、油小路の後で吉村にお金を巻き上げられるところ好きだな。その後の土方さんのフォローがまたいいんだよね。 池波を演じていた縣千が、吉村とも絡み、斎藤一とも一緒の出番が多くて、なかなか美味しいお役だなと思ったわ。きっとこの子は推されている。次郎右衛門も息子千秋を演じていた綾凰華も可愛らしい。 壬生義士伝、雪組の底力を観たような作品。 そしてショーは最初から最後まで見どころ満載。トップから若手までスキのない布陣で今の雪組の充実度がこの上ないことをアピールしているよう。凄いぞ、雪組。娘役さんたちは可愛いし、男役はかっこいい。黒燕尾最高だった。ダンス・レボリューションの場面の若手たちもすごく良くて、くるくる回る姿を観ていてなぜか泣けてきたよ。 ファントムに続いて、雪組最高だなと思わせる作品だった。 そういえば、本公演のだいきほは悲恋ばかりだなあ…。 お金と時間があれば通いたい作品だわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.07.07 17:34:20
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