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カテゴリ:本
先月ブックオフで入手以来積んであった「あの日の風が恋しくて」をさきほど読了しました。スーザン・ウィッグス、ヒストリカルはすごく好きでしたが最近のコンテンポラリはよくできているお話なんだけど読んでいて最高におもしろい、という感じではなかったので、ちょっと手が伸びませんでした。どうかなと思っていましたが、今回の作品はおもしろかったです。元サヤもので、身分違いの恋。しっとり系のロマンスが好きな方にオススメ。 作家のちょっと物事をつきはなしたようなクレバーな視点?からくるのでしょうか、登場人物たちや設定の苦いユーモアがいいかんじです。若くてもホンモノの恋だったのに、未熟さや臆病さが理由で恋から逃げてしまったヒーロー。10年後にある契機があり戻ってきました。いさぎよくて自立したヒロインにていよくあしらわれますが、ハンサムで世間的には成功した実業家がすがる姿が読んでいる側は小気味いいです。(私って性格悪い?) 話の本筋には関係ありませんが、章ごとに紹介されているイタリア料理のレシピや、ヒロインが作るお料理、レストランでサーブされるお料理が本当においしそうで! ひとつふたつ作れそうなものにトライしてみようかなと思います。 naahtaahのお気に入りのロマンス本をもっとみる
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Last updated
2007.06.22 14:44:56
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