嵐がふきあれているようです。
事態を知った本友達のMさんが「心のビタミン剤に」とロマンス本を何冊か差し入れてくれました。(Mさん、本当にありがとう)
そのうちの1冊を息子のお昼寝のすきに、発売を楽しみにしていたルーシー・モンローの「やすらぎに包まれて」(「その腕のなかで」の続編)を読んだのですが、砂をかむようでした。
違う状況だったら、セクシーでスリリングでちょっと不器用な恋をすごくおもしろく読めたと思うので、また時期をあらためて再読したいなと思っています。
<あらすじ>
女性ながら腕利きの兵士だったジョシーは、ふつうの生活を求めて大学に通いはじめた。そんな折、父タイラーがオレゴンの山中で営む傭兵学校が何者かに爆破された。さらに、運びこまれた病院から父が失踪してしまう…。途方にくれたジョシーはかつての同僚ニトロとともに事件の真相を追うことに。ふたりはすれ違いや衝突をくり返すが、じつはお互いに心惹かれあっていた。やがて双方の気持ちを認めあったふたりは、ロマンティックで激しい一夜をともにするのだが…。父の行方は、そしてニトロとの愛は…。
<あらすじ>
新進の女流作家リズは、半年以上も“ネメシス”と名乗るストーカーに付け狙われていた。家族に被害が及ぶことを恐れ、単身シアトルに引っ越して孤独な戦いを続ける彼女の前に、一人のたくましい男性が現われた。遠縁にあたる傭兵のジョシュア。事情を知り、彼はリズの専属ボディーガードを買って出た。しかし二人は共に若く、共に離婚歴をもち、愛に飢えて生きてきた者同士。危険な状況のなかでいつしか燃え盛るように激しく、お互いを求め合うようになってゆく…。