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テーマ:子連れのお出かけ(8052)
カテゴリ:豊島区生活
母の古くからのお友達が講演をされるということで、多摩六都科学館の講演会「地球儀と天球儀が秘めた歴史 ~消えたモンスター?~」に行ってきました。
何年前から地球儀はあったと思いますか? とか江戸幕府には地球儀は入ってきていたでしょうかとか、質問を交えつつ、フランスの図書館に収蔵されている貴重な古い地球儀、天球儀の映像がプラネタリウムで映し出され、解説していただきました。 図柄の変遷や描かれている風物についてのコメント、例えば時計がない時代には時計座は描かれていないとか、しし座の獅子つまりライオンが犬か狼みたいに描かれていて描いた人は実物を見たことがなかったんじゃないかとか、最初のころは彫られていたので絵の表現も素朴ですが、次第に彩色されたり、さらには芸術家のような絵のプロが担当するまでになっていく変化なども興味深かったです。 むかし世界の果てにいると考えられていたモンスターや想像だけで描かれた幻獣が一定の時期までの地球儀などには描き込まれていましたが、おそらく船や海路の発達とともに次第に姿を消していきます。 船乗りの腕と、海図と星座を読む力を頼りに7つの海を渡っていった冒険家たちの勇気と無謀に思いをはせた一夜でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.11.04 22:31:13
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