子供のインフルはその後回復し、久しぶりの海外旅行へ無事出発できました。
ダイヤモンドヘッドの展望台までのぼったりしたほかには、市内バスTHE BUSの1日利用券や、JCBカードで無料利用できるトロリーのピンクラインをフル活用して宮殿や美術館などの街中を観光したり浜辺を散歩したりして、比較的のんびりとホノルル中心地で過ごしましたが、帰国を控えた前日の明け方、突然ホテルの非常ベルでたたき起こされたのは予想もしなかった出来事でした。
とりあえず貴重品だけ持って、スニーカーに足を突っ込み、パジャマにちょっと薄物を羽織って、他のお客さんたちと一緒にぞろぞろと階段でホテル玄関まで降りていくと、消防車が来ていました。みんな眠たげな顔で、パジャマや室内着です。眠っているお子さんを抱っこしているお父さんもいました。イタズラだったのか、誤作動だったのかはわかりませんが、フロントではルームキーを持たずに降りてきてしまったお客さんたちや事態を見守るお客さんたちでごった返していて、とりあえず部屋に戻って大丈夫ということだったので、私たちがまた部屋に戻ったのが3時半くらい。緊張で目が冴えてしまい、横になっても眠れるかなと思いましたが、次に気が付いたら朝8時でした。その後11時半にはホテルを出発予定だったので、遅めの朝食以外は部屋でのんびり過ごしました。なんでもなかったとわかれば腹立たしい出来事でしたが、本当の火事ではなくてよかった。案外、しばらくしてこの旅行を思い出すときには、不安な思いで階段を降りたことが一番に思い浮かんでしまうかも。