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テーマ:お勧めの本(7402)
カテゴリ:読書感想
夜叉桜 あさのあつこ (巡回図書)
『弥勒の月』の続編! 逃げていては、いつか捕まる。非情の世に、人は人らしく生きられるのか? 狼は、背を向け逃げようとする者に襲いかかる--。江戸の町で、次々と女郎が殺されていく。誰が、何のために? 破壊的性格の持ち主だが切れ者の同心・信次郎は、暗殺者の過去を持つ小間物問屋、清之介が取り扱う簪を被害者の一人が付けていたことに気付き、捜査を始める。因縁のある二人が再び交差した時、忌まわしい過去が蘇る……。 生きる哀しさを、人は喜びに変えることが出来るのか? 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 「生きるという、ただそれだけのことが何故にこうも不自由なのかと、思うことがございます」江戸の町で、女郎が次々と殺されていく。誰が、何のために?切れ者ゆえに世にいらだつ若き同心・信次郎は、被害者の一人が挿していた簪が、元暗殺者の小間物問屋主人・清之介の店『遠野屋』で売られていたことを知る。因縁ある二人が交差したとき、市井の人々が各々隠し抱えていた過去が徐々に明かされていく。生き抜く哀しさを、人は歓びに変えることが出来るのか。 人は臨終の一瞬まで、心に生傷を負うて生きていく。知らぬ間に治る傷も、生涯疼き続ける傷もある。目に触れないだけに厄介なその傷を、自分の物も他人の物も労わっていきねばならない。それを世道(せいどう)と言うものだ。 表紙の桜がとても美しかったので、巡回図書で借りて読みました。 江戸時代の話です。 時代物の為か多少、漢字や言葉使いが難しかったけれど、推理サスペンスが楽しめる。 時代物は始めて読んだのですが、難しくて苦労するかもしれないと覚悟していました。 実際は面白くて話に引き込まれてしました。 新しい経験でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.02.08 19:48:15
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