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テーマ:お勧めの本(7400)
カテゴリ:読書感想
福音の少年 あさのあつこ 小さな地方都市で起きた、アパート全焼の火事。同級生の少女が、焼死体で発見された。それが、事件の始まりだった。それが、二人の少年を結び付けていった。 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 十六歳の永見明帆は、同級生の藍子とつきあっていても冷えた感情を自覚するだけ。唯一、彼が心に留める存在は藍子と同じアパートに住む彼女の幼なじみ、柏木陽だった。藍子の様子がおかしい?そう気づいたある日、母親とけんかした陽が突然泊めてくれ、と訪ねてくる。その夜半、陽のアパートが火事で全焼、藍子も焼死体で発見される。だが、それは単なる事故ではなかった。真相を探り始めた彼らに近づく、謎の存在。自分の心の奥底にある負の部分に搦め捕られそうになる、二人の少年。十代という若さにこそ存在する心の闇を昇華した、著者渾身の問題作。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.04 23:27:22
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