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テーマ:お勧めの本(7334)
カテゴリ:読書感想
家族の言い訳 森浩美
作詞家として活躍し、小説家、脚本家としても知られる著者が、愛の物語に挑戦した短編集。親子、夫婦、恋人同士などその関係はさまざまだが、不器用な生き方の中に真実の愛を探る姿は感動的だ。現代社会を鮮やかに切り取る舞台設定はさすがの手腕。心の葛藤のドラマ。(松) 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 夫が蒸発した妻、妻に別れを切り出された夫、母に捨てられた息子、死期が迫る母…家族に悩み、家族に喜ぶ。数々のヒット曲であなたを熱くさせた名作詞家がつむぐ、ハートに響く初短編集。 【目次】(「BOOK」データベースより) ホタルの熱/乾いた声でも/星空への寄り道/カレーの匂い/柿の代わり/おかあちゃんの口紅/イブのクレヨン/粉雪のキャッチボール 『ホタルの熱』では、フィクションとは思えず、エッセイかと思うくらいに現実感がある。 どれも、現実にあるかもしれないと思えるぐらい、面白い。 どうして心情を知っているのと思える。 わかる年齢になったと自覚して読めた本。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.28 12:27:08
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