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カテゴリ:読書感想
落語家はなぜ噺をわすれないのか 柳家花緑
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 落語家が高座に上がるまでにやっていること、高座の上で考えていることを、自らをモデルに明かす。タイトルの「落語家はなぜ噺を忘れないのか」に始まり、「どうやって噺を面白くするのか」「どんな噺が難しいのか」等々、落語にまつわる創意工夫を公開。あまり明かされることのない、落語家の頭の中、手の内を見せる。祖父であり、人間国宝ともなった五代目柳家小さんからの教えも随所に登場。柳家一門および一門を超えて受け継がれていく落語の伝承が感じられる一冊。 【目次】(「BOOK」データベースより) 第1章 落語家はなぜ噺を忘れないのか/第2章 いかにして噺に命を吹き込むか/第3章 落語家にとっての噺の種類/第4章 自分のネタを作る―『笠碁』への挑戦/第5章 伝承芸としての落語/巻末 柳家花緑版『笠碁』―全文収録 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 柳家花緑(ヤナギヤカロク) 本名:小林九。1971年8月2日生まれ。東京都出身。87年3月、祖父であり、後に人間国宝となる五代目柳家小さんに入門。前座名「九太郎」。89年9月、二ツ目に昇進して「小緑」(ころく)。94年3月、戦後最年少となる22歳で真打に昇進し「花緑」。2003年に落語界の活性化を目的に結成された「六人の会」(春風亭小朝・笑福亭鶴瓶・林家正蔵・春風亭昇太・立川志の輔)のメンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) なかなか自分の仕事について語れない部分をきちんと整理した内容の上、解りやすく書かれていて、プロとしての意気込みを感じました。 私は自分の仕事をこのようにきちんと見据えた事がないので、よい勉強になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.12.04 02:33:18
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