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カテゴリ:簡単アクアリウムの始め方♪
今日は熱帯魚も病気についてお話しましょう。
熱帯魚も病気になります。 多くの病気は管理する側が注意する事で防げますし、発病しても早期治療でたいてい治ります。 毎日餌を与える時にしっかりと魚の状態を確認して健康管理をしてあげましょう。 小型魚に多く見られる病気を以下に挙げましたが、水温と水質の悪化に注意すればほとんどの病気は予防できると思います。 「白点病」 体表に白く小さな点がいっぱい付く事から白点病と呼ばれます。 最も発病しやすい病気で、早期治療できれば問題ありませんが、治療が遅れると全滅する事もあります。 水温の急変が主な原因なので、これを避ければまず発病しないと思います。 水替え時には少しお湯を入れて温度の調整を行いましょう。 治療方法:「グリーンF」、「フレッシュリーフ」などの入れて青緑色になる薬を入れる。 水温を1~2℃上げる。 グリーンF 「尾ぐされ病」 ヒレがボロボロになる病気でカラムナリス病とも言われます。 スレ傷などに細菌が付着して発病する事が多く、入荷直後などで体力が落ちている魚に良く見られます。 治療方法:「フレッシュリーフ」、「グリーンFゴールド」などの黄色くなる薬を入れる。 水温を上げると病気が進む事があるので上げない事。 グリーンFゴールド 「綿カビ病」 体表に白や灰色の綿が付いたようになる病気で水カビ病とも言われます。 尾ぐされ病同様、傷に細菌が付着して発病する事が多いのですが、水質に問題がある時も発生しやすいようです。 治療方法:「フレッシュリーフ」、「グリーンFゴールド」などの黄色くなる薬を入れる。 ろ過槽や底砂の清掃を行う。 フレッシュリーフ 「松かさ病」 「エロモナス症」とも言われ、鱗が逆立って松ボックリの様になったり、眼が飛び出したりします。 水質の悪化が主な原因でろ過槽や底砂の清掃を怠ると発病しやすいみたいです。 治療方法:ろ過槽や底砂の清掃を行う。 「パラザンD」、「グリーンFリキッド」など抗生物質を含んだ薬を入れる。 パラザンD 「コショウ病」 別名「コルベット病」とも言われ、コショウをまぶしたように灰色の細かい点が全身に広がる病気。 水が古くなり過ぎた場合に発病しやすい様です。 治療方法:「グリーンFゴールド」などや「粗塩」を入れる。 水替えを定期的に行う。 「ネオン病」 体色が白く褪せたようになり、発病した個体は高確率で死亡する。 伝染力が強く、毎日少しずつ魚が死んで行くので発病は絶対に避けたいのだが、発病原因は不明と魚にとってはエイズの様な病気。 治療方法:急に発病するのではなく、病気の魚を持ち込む事によって発病するので、購入の際に注意する事である程度は防げる。 万が一発病した場合はPHを5以下に落とし、「パラザンD」などの抗生物質を含んだ薬を投与すると落ち着く時があるが、絶対では無いので非常に厄介。 ちなみにウチの常備薬はこれです。 ヒコサンZ 最後に、「発病した魚」を見つけた時に、もしも手元に「魚病薬」がない時は、残酷ですがその魚は処分した方が良いと思います。 伝染力の強い病気だと、あっというまに全滅してしまいます(涙) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.12 00:27:23
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