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ご心配をおかけしたままで、本当にごめんなさい。
前回の日記にいただいた皆さんからのメッセージ・・・。 本当にうれしかったです。 英語を通して知り合うことのできたお友達。 英語だけのつきあいなんかじゃなく・・・私自身のことに親身になってくださって・・・。 こんなふうに温かい言葉をいただいて、私、本当に幸せです。 心から、ありがとうございます。 今日はとても穏やかな気持ちで、ここに書きに来ています。 書ききれないほどの葛藤を経て、今、素直に父に寄り添うことができています。 実は今月初旬、救急車で病院に運ばれ、病状、余命について、信じられないような告知を受けました。 ・・・その恐ろしい宣告をいいほうに覆しつつあります。 何より、父自身に気力が出てきているのがうれしいです。 今日は、父、約2週間ぶりに、ベッドからリビングのソファまで歩きました。 昼間そこで1時間ほど話をしました。 病気になるまで、まともな会話のなかった親子でした。 今こうして話せる時間が与えられていることを、心から嬉しく思います。 夕方、母とベッドを囲んで、みんなで頑張っていこうと話をしたのです・・・。 きっと、将来思い出す一日になるのだろうな・・・。 父を家に戻らせることができて、本当によかった。 私が隣に引っ越してきていて、本当によかった。 動揺している母に代って、いろんなことに動けている自分。よくやってるよ、って自分で褒めながら。 ★ 最悪の状態を脱し、考え方も少し変ってきています。 ここ2週間、目まぐるしい日々の中、家の外に出るのもままならない(正直、離れるのが怖い)状態でした。 それがようやく落ち着いてきて、先週は買い物や近くの公園、郵便局などに行くことができました。 できなくてストレス・・・とかではなかったのだけれど、後にしようという用事がたくさんたまっていました。 それをこれからはやっていこうと思うんです。 「病気になんか負けてたまるか」と戦う気持ちで。 普段の生活をすることで、病気に屈しないでいられる気がして。 もちろん父の看護、そばにいることが最優先だし、それを削る気はありませんが。 父がたたんだ印刷屋。 うちの実家は住居兼仕事場になっていて、その仕事場には多くの印刷機材が置いてあります。 実は父に、そこで英語塾・英会話サロンを開きたいと話していて、それをとてもよろこんでくれています。 この話をした時、自分がフラフラなのに、その機材を処分するための電話をすると言い出した父。 久しぶりにリビングまで来れた今日も、父はまたその話をしてくれました。 「抗がん剤も飲めていないし、もう先は長くないだろうから、生きているうちにちゃんと○○(私)のためにしておいてやらなくちゃ」と父が言っていたと、あとから母に聞きました。 ★ 塾・サロンに関しては落ち着いてから、と考えていました。 でもよくよく考えてみると・・・。何を待っているのか? そして何を待つ必要があるのか? 動き出した私を見せることで、父を喜ばせることができる・・・。 「子供の健診や授業参観にちゃんと行く」と「英語で夢をかなえる」は両極端かもしれませんが・・・どちらも躊躇せずにやっていけたらと思います。 こう見えて体力は全然ないほうなので(笑)、無理はしないよう気をつけます。 ★ 長くなりましたが、読んでくださって本当にありがとうございました。 本当に今日は最良の一日。 父が飲めなくなったビールを片手に。 これから少しずつ普段通りに復帰していきたいと思っていますので、どうかよろしくお願いいたします。 2009年10月24日 なぼむし お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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