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カテゴリ:やる気管理
数日前、自分の英語歴をじっくりと振り返ってみる機会があり、英語にまつわるいろいろなエピソードを思い出しました。
今日は、その中でもとっておきのもの(自分基準で)を紹介します。 ★ うちの父は、幼い時に両親を亡くし、以来、中学卒業まで親戚の家を転々とする生活を送っていたそうです。 学校も休みがちで、勉強どころではない生活を送っていました。 もちろん英語など、まったく話すことはできません。 (「ドゥーユーアンダスタン?」だけ映画の中のセリフか何かで覚えたらしく、上の子にそればっかり教えていましたが。) 5、6年ほど前は、近くにある健康ランドのようなところに両親そろって頻繁に通っていました。 そこで、なんと。 父、外国人に遭遇。 年の頃、我が娘(私)と同じくらいの白人。 その彼に、話しかけたというのです。(お風呂の中で。裸で←それはいいか・・・) なんでもカナダから来ていた留学生らしく、その健康ランドにもよく来ているとのこと。 ちかくのお好み焼き屋でバイトしていることまで、聞きだしたんです。 私が英語の講師をしていることまで話したらしく(なんとかして、その彼からdaughterという言葉を導き出したらしい)、父の「ナンパ」のおかげで、私も健康ランドで一緒に食事をしたり、彼のバイト先に家族で食べに行ったりすることができました。 父の勇気・・・すごい。 ★ 生前は、父が酔って英語について聞いてきたりすると、いかにもうっとおしそうな返事で帰してしまっていたのですが・・・。 いなくなって初めて、いいところにたくさん気付きました。 先にも書いたように、小、中学校もろくに行けず、分数も分からなかった父が、六十を過ぎてからパソコンを覚え、フォトショップやイラストレーターなどのソフトも使いこなしたのです。 ダンナに会うたびに、いつもX座標、Y座標、16進法うんぬんについて聞いていました。 (酔ってたから、同じことばっかりなんだけど) 言葉ではまだ言い尽くせない思いがありますが。 父の勤勉さ。 それを胸に、私も頑張っていきたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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