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テーマ:英語のお勉強日記(8041)
カテゴリ:英語を教えるということ
数日前に唐突に思い出したことをメモしておきます。
★ 私が高校生に英語を教えていた時のこと。 違う校舎に行っていた時の話だから、教え始めて結構経っていたのかな。 どんな文法事項を聞かれても、一通り説明ができると自信が出始めた頃だと思います。 何を聞かれたか、今でもはっきり思い出せます。 A is to B what C is to D 「AとBの関係はCとDの関係に等しい」の中に出てくる関係代名詞whatのこと。 「なんでwhatなの?」という生徒からの質問に、一生懸命文法的なアプローチで説明しようとしました。 ・・・で、結果は玉砕。 近くにいたベテランの先生に助けを求めたんです。 すると・・・その先生。 「あ、それはそういうもんなの。」 ・・・ えええ!!! それでいいの!? ものすごい衝撃でした。 でも、今になって思うのです。 「そういうもんだ」ということを示してあげるのがいかに重要か。 当時の私は、すべてのことを同じテンションで説明していました。 どんなことでもしっかり理解させてあげなきゃと。 「こうこう、こういうわけで、ここはこうなるの」と理由の部分までしっかりと。 もちろん、納得したうえで理解するのが理想ではあるし、なんでもかんでも「こういうもんだ」って暗記させるのが良いとは思いません。 けれど、「ここが大事なんだよ」「ここはある程度手を抜いても大丈夫なんだよ」と示せることが、先生の重要な役割のひとつなんだな・・・って気付きました。 わかりやすい説明の参考書だったら、いろいろあるけれど。 参考書にはできないことをできる先生になれたらいいな・・・。 ★ いよいよ本日スタート!! 第2回ヴァーチャル夏休み。 参加表明はこちらの記事のコメントにお願いします!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.07.21 13:10:44
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