Ｌｉｆｅ　Ｓｔｙｌｅ　Recipi

娘が小さい時の話だ
ある日娘と二人で電車に乗ってました
その頃は２歳だったか３歳だったかくらい
ふと娘が言ったのです
「ねぇ・・お母さんどうしてこの人眉毛ないの？」
と隣に座っていた女性の顔を覗き込みながら・・・・
「まずい」と思った私は娘の足を
自分の足で押した
「痛い・・お母さん何するのよ！！」
とにかく私は娘の質問にも応えず
笑いを噛み殺していた
確かに眉毛を剃って書いているのはとても
娘にとっては不自然だったのだろう（笑）
またこんな事もあった
やはり幼稚園に行く前だったから３歳くらいの事だったと思う
外で遊んでいた娘が帰ってきた
見知らぬお姉さんと二人で泣きながら・・・
聞けば保健所の人だという
そう・・・駐車場に野良犬が住み着き子犬を産んだのだ
娘は子犬を見に駐車場にいたらしい
そこへ通報を受けた保健所の方達が来て犬を捕獲しようと
思ったのだが娘が立ちふさがって阻止をするという
娘は保健所に連れて行かれた犬がどういう処分を
受けるのか知っていた
保健所のお姉さんも泣いてた
私は仕方なく娘をなだめたが「お母さんの馬鹿！」
って言うだけで・・・
もちろん納得なんてさせられない
何故なら私も娘と同じ気持ちだったから・・・・
きっと保健所のお姉さんも同じ気持ちだったろう
今はというと
娘は一応社会人になり
きっとそんな事も忘れてノビノビと一人暮らしを楽しんでる
子供が産まれた時自分の母は具合が悪く
結局誰にも頼れなかった
でも産まれて見たら「なーんだ。猫と同じ」
子育てはもう１回やれって言われたら
ちょっとかったるいけど楽しかったなぁ・・・