|
カテゴリ:独り言
私の母は字が上手だった
昔の人全般に言える事とは思うが・・・・ 特に崩し字は子供ながら見てカッコいいと思っていた しかし子供の頃母の 置手紙は半分くらいしか読めなかった 読めない部分は勘を働かせるしかなかった そして今は無き実家には古くから来ているお風呂屋さんがいた だいぶご高齢だったので今存命していらっしゃるかどうかは 不明だけどとにかく面白いオジサンだった お風呂が故障すると電話して来てもらう訳だが とにかく面白い 大きな声で鼻歌を歌いながら作業していく あ。。。そんな所までってくらいキレイに 掃除までしてくれる オジサン「修理終わりましたよ~」 私 「おいくら?」 オジサン「千円ね」 私「へ?それじゃあ交通費にもなりませんよ」 オジサン「いいの いいの これで母ちゃんと二人で ラーメン食べるんだから」 と毎回こんなやり取りがある 私の実家は赤羽 オジサンは世田谷から来ていたのに・・・・ そしてオジサンの手紙がすごい 候言葉なのだ 身近に候言葉を使う人なんていなかったから 初めて見た時には憧れた 私も使ってみたいと思ったのだ 結局カッコいいと思った崩し字も書くこともできず 使ってみたいと思った候言葉も使えず 現在に至る でもいつかはと心の奥に潜んでいる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[独り言] カテゴリの最新記事
|
|